【京都市中京区】やっと入れました。伝説のら-めんレシピで復刻。昔通りの美味さ 河原町 らーめん杉千代
20世紀末にすい星のごとく現れ、行列のできる店として連日、メディアなどでも取り上げられ、カップラーメンにもなった太秦の人気店。2009年に惜しまれつつ10年で閉店した「ら~めん杉千代」。2021年6月22日に、今度は、四条河原町上がる東入に完全復活しています。
まだ葛野大路通が開通しておらず、交通量も少ない静かな住宅街にあったにもかかわらず、行列を生み出した幻のラーメンの味がほんものか。食べたことのない世代も含めて、SNS等で噂を聞きつけた人たちが押し寄せています。
平日の雨の日のランチタイムを過ぎたあたりに訪問して、やっと入れました。お店の運営は新しいスタッフでされていますが、オーナーからしっかりとレシピと暖簾、調度品なども受け継いでいて、以前の雰囲気を復活しています。
とろけ落ちるチャーシューと背脂の浮いた感じがまた懐かしい。こってり濃厚な鶏ガラ、豚骨で取ってあるにもかかわらず、さっぱりと爽快に飲めるスープが細麺にいい感じで絡み付く味。「これだっ」と思わずにっこり。きんとん雲に鬼? (いまだに分からない)のマスコットキャラが出てくるまでスープを飲み干していましたよ。
メニューはシンプルに「らーめん」と「ちゃーしゅーめん」の二点勝負。のり、メンマ、ねぎ、チャーシュー麺には、丼一面に三枚の大きな丸チャーシューが乗っています。トッピングはライスとねぎのみ。卓上調味料はコショウ・一味・にんにくがあり、味変もできます。
今度は店舗が繁華街にあるので、お買い物に来たついでなどに寄ってみては。
らーめん杉千代
京都市中京区米屋町380−6