【京都市中京区】自分なりのコーヒーにこだわるメルボルンスタイルとは? 錦市場近くに開放的空間が出現
カフェの聖地、オーストラリアのメルボルンでは、コーヒーの種類だけでなくミルクの種類や温度、泡の量、豆の種類など、細かいカスタマイズをして、自分なりのコーヒーを楽しむのが主流なんだそう。そんなメルボルンスタイルのカフェ 「Common Well(コモンウェル)Kyoto」が、2021年9月28日に堺町通り六角下ルにオープンしました。
早速訪問して見ると、ガラスで覆われたなんともスタイリッシュでおしゃれな外観が目に飛び込んできます。店内もまた、広々と開放的で、しっかりアクリルの仕切りもあって、ご時世にあった空間の演出がなされています。
本場メルボルンでの経験を経て、ラテアート世界大会で2度の優勝をし、現在日本で活躍している下山修正氏の監修のもと、本格的なメルボルンスタイルのスペシャリティコーヒーが提供されています。コーヒーメニューはSHORT BLACK、LONG BLACK、CAPPUCCINO、FLATWHITE、MAGIC、CHOCOLATE、CHAIとさすがにバリエーション豊かで、自分なりのカスタマイズに応じてくれます。
店舗は同日開業のブティックホテル「HOTEL RINGS KYOTO」の1階に併設されています。同ホテルの宿泊者向けの朝食、ランチやディナーでは、100%国産和牛を使用したグルメバーガーや京野菜をふんだんに使用したスペシャルグリルサラダなどを提供しています。
ゴルゴンゾーラとリンゴのバーガーを注文して食べてみると、肉肉しいハンバーグにゴルゴンゾーラが溶け合って、このチーズを選んだのが大正解と思わせるマッチング、小ぶりのバンズに煮詰めたリンゴの甘みがしみ込んで実に美味しいバーガーでした。
「Common Well(コモンウェル)」とは、直訳すると「共同井戸」。スタッフの江崎史人さんは、「近隣には多くの人々が訪れる錦市場があります。その繁栄の源となったのは、豊かな地下水と井戸ですね、錦の井戸は古来より新鮮な食材を貯蔵するのに適していたので、街の人たちのコミュニティーが集まったと聞いています。私たちもこの場所で地域に根ざし、行き交う人々の暮らしに寄り添うお店を目指します。」と語ってくださいました。
街中に誕生したほっと一息できる場所で、めっちゃひょうきんなスタッフたちが出迎えてくれます。緊急事態宣言も解除となり、様々なクラフトビールや、京都の醸造所で限定醸造されたビールもキンキンに冷やしてありますので、立ち寄ってみてください。
Common Well Kyoto 京都府京都市中京区堺町通六角下る甲屋町393番地 075-746-3087