【京都市上京区】舞妓はんのだらりの帯がブックカバーやカードケースに大変身 めっちゃ「エモい」かも!
ハンドメイド雑貨の中でも、なんとも艶やかで重厚感のあるブックカバーやカードケースなどが並んでいます。花街の舞妓はんは20歳で襟替えをして芸妓はんになるまで、割れしのぶやおふくに地毛髪を結い、だらりの帯におこぼを履くのが特徴です。西陣国定織物の坪井祐子さんは「舞がさね」として、この舞妓はんが使う「だらりの帯」をリメイクして豪華な小物にしました。
新町上立売を上がったところに位置する「アート&ギャラリー・be京都」は、江戸時代に建築された町家をリノベーションして文化交流やワークショップなどを行っています。2021年10月9日から13日まで、「アンテナショップ町家手作り百貨店」が開催されています。
江戸時代は薬問屋か両替商、明治、大正は建具とかタンスを扱っていたという趣のある町家の玄関を入ると、早速艶やかで重みのある暖簾に目が留まります。「それは舞妓はんの帯を加工したものなんですよ」と最初に案内してくださったのは、岡元麻有館長です。
京都で文化とアートの拠点を創りたいとご夫婦で移り住み、be京都を始めました。「変幻自在でちょっと不思議なBe動詞のように、誰でも気軽に申し込め、様々な形で交流してもらいたい」との思いからネーミングしたのだとか。日常的にはヨガや生け花教室などが開かれています。
この日は、ハヤトウリ、さつまいも、万願寺とうがらし、高タンパク低カロリーの大豆のお肉など、京北から届けられた野菜なども販売されていました。
東京から出店の「一品(ひとしな)」(外部リンク)の安藤貴美子さんは、西陣織始め、高級呉服の生地をエレガントなワンピースにリメイク、手軽に着られるトレーナーやスーツなどにもできると言います。はじめて間もないですが、タンスに眠っているような着物を持って、相談も相次いでいると言います。
その他にも、たくさんのハンドメイド作品やスペインタイル、生け花のワークショップなど盛りだくさんです。「アンテナショップ町家手作り百貨店」は、来月から毎週第二土曜日から翌月曜日まで開かれることになりました。新型コロナウイルス感染症対策も徹底して開催されていますが、マスクを着用してお出かけください。
アート&ギャラリー・be京都 (外部リンク) 京都市上京区新町通上立売上る 安楽小路町 429−1