【京都市下京区】線路で遊んだ、飲んだ、食べた。JR廃線跡に京都のブルワリーが集結 レールバイクも登場
新型コロナウイルスも落ち着きを見せ、絶好の行楽日和の週末となった2021年11月6日、7日、梅小路ハイラインで、本格的にイベントが復活しました。この日は、「AUTUMN Food FESTA」の第一弾として、京都のブルワリーやクラフトビールに力を入れている飲食店が集結して、「京都クラフトビール祭り」が開催されました。
梅小路ハイラインとは、JR西日本が2016年に梅小路京都西駅の誕生にともない、西側にある廃線となった梅小路短絡線の高架上の約30mの区間を再生し、2019年11月23日より、梅小路エリアの新名所、線路で遊べる廃線フードコート「梅小路ハイライン」として生まれ変わりスタートさせたもの。
西陣織の街で地ビールを手掛ける「西陣麦酒」(上京区)も出店、京都産米麹使用の室町セゾンや柚子感たっぷりの柚子無碍など限定醸造地ビールを提供しました。店舗でクラフトビールの飲み比べに力を入れている「京のSAKESORA」(中京区)は、大根とスモーク豚の握りずし風や万願寺昆布といったおばんざいの数々を提供、スター食堂(中京区)も、実は筆者も大好きな鉄板チーズラザニアをワンコインで販売していました。
会場には、廃線レールを利用したレールバイクも登場、大人も子どもたちも他ではできない体験にほんとに楽しそうでした。この日は、梅小路公園でも定期的な手作り市が本格的に再開していて、界隈は久しぶりに大勢の人出で賑わっていました。
同施設をプロデュースする株式会社Replaceの中谷タスク表取締役は、「関西圏数か所と合わせてやっと本格的に再開できました。どこも人が戻ってきている感じで盛況です。どんどんやっていきますよ」と喜びを隠せない様子。
「梅小路ハイライン」では、この日を皮切りに、11月13日(土)14日(日)、23日(火)、27日(土)、28日(日)に京都の料理店が屋台で出店する「京都グルメスタンド」、11月20日(土)、21日(日)には、人気のコーヒーイベント「ENJOY COFFEE TIME VOL.14」が初開催されます。
毎週末が楽しみになりましたね。青空の下、開放的な空間に出かけてみませんか!
「梅小路ハイライン」(外部リンク) 京都市下京区朱雀内畑町41