【京都市下京区】ギャップ感満載!中央市場前にお洒落ビューティーな水産系セレクトショップがオープン
ガラス張りの玄関とサイド、看板の店名レイアウト、エントランスのタイルとロゴ、ショッパーやショップカード、アート状のインテリア、ショーケース、STANDARD SUPPLYのエコバッグとNICOTAMA OUTDOOR CLUBのエプロンと店舗に関わるすべてが「お洒落~~」と声を上げたくなるほど。
開店祝の花々が並んでいるので、「まあなんとお洒落なスイーツ店がオープンしたわあ」と思って飛び込みました。しかし、ショーケースに並んでいたのは、魚系のお惣菜の数々、棚には珍味などのいわゆる「お酒のあて」、テーブルの上にはお弁当と店舗の雰囲気とのギャップが凄いです。
2021年10月14日にオープンしたばかりの「Marufuku KYOTO」は、京都中央卸売市場で仲卸をする有限会社丸福水産が、食のセレクト、フードコーディネートをコンセプトに運営する水産系のセレクトショップです。
こんなにもエレガントなお店をプロデュースしたのは、丸福水産の娘さん姉妹とSNS担当の3人の若い女性たちと聞いて納得です。SNS担当の村上香苗さんは、「コロナ禍で、市場を出て魚を使った料理をテイクアウトで提供しようとなり、SNSなどを通じて魚が苦手と思う若い人たちもたくさん来てくれるような店を作ろうとみんなで知恵を絞りました。京の食文化を、このお店から全国、全世界へ向けて届けたい」と意気込みを語ります。
長女さんが手造りで作る、Marufukuに並ぶお惣菜やお弁当には、プロの目利きで選ばれた鮮度抜群の魚介類がふんだんに使用されています。市場でのフードロスを無くすことにもなっているのだとか。デザートとして、ふんわり焼き上げた生地と林檎とキャラメルの優しい味付けのパウンドケーキやさつまいもチーズケーキなども。
棚には、ごろっごろの鮭が沢山詰まった鮭ほぐし、えいひれやいくら、南極料理人のやみつきニシン、いぶりがっこのチーズオイル漬け、高級魚介の缶詰など、全国から厳選した珍味や佃煮などが並んでいます。
人気のお惣菜などがてんこ盛りの、Marufuku特製クリスマスオードブルスペシャルセットも販売されます。ロゴとなった具材調達用の可愛い軽車両も特別な日にはフロントに展示されるそうですので、ぜひ、明るくテンションの高いスタッフに会いに行ってください。
「Marufuku KYOTO」 京都市下京区朱雀裏畑町17 JR嵯峨野線 梅小路京都西駅より5分