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【京都市中京区】学生街で行列のできる人気ラーメン店が新味の豚骨ラーメンをひっさげて寺町京極に進出!

HOTSUU地域ニュースサイト号外NETライター(京都市)

 オープン以来、連日行列でなかなか入ることが出来なかったのですが、週明けの月曜日の15時ぎりぎりになってやっと空いてきました。店内に入ると、「いらっしゃいませ」と元気な挨拶とともに、店員さんが飛んできて、注文や好みなどを丁寧に聞いてくださいました。基本の豚骨ラーメンは一杯700円とリーズナブル、一玉100円で替え玉もできます。ラーメンが運ばれてくると、厨房から「味が濃かったら調整できますよ。」と嬉しいお声がけがありました。

好感度抜群の接客スタッフ
好感度抜群の接客スタッフ

 好感度抜群の接客に加え、一味や七味とはちょっと違った優しい辛みの店独自の赤粉も置いてあったりして気配りも嬉しいところ。細麺に絶妙に絡むスープは濃厚だけどもたれない、これなら女子にも人気が出そう。少なくなったスープに混ぜ麺のように替え玉もありかも。いやあ美味い。さすが行列のできるラーメン店の渾身の新商品やなあ。

注文や好みなどを丁寧に聞いて下さいます
注文や好みなどを丁寧に聞いて下さいます

 今出川通の学生街で行列のできる家系ラーメンの店「初代 麺家 あくた川」はじめ、今では8店舗を有するようになった(コロナ禍で休店中のモンゴル店を含む)あくた川グループ。東京・家系ラーメンの名店「武蔵家 中野本店」出身で、あくた川グループを運営する株式会社ARK HERO’Sの芥川英司代表取締役が今度は、グループの新ブランドとして「燻とん あくた川」を展開、その第一歩として2021年12月4日に寺町京極に進出を果たしました。

「燻とん あくた川」寺町京極店
「燻とん あくた川」寺町京極店

 「京都にも、おいしい家系ラーメンを伝えたい」と意気込んで今出川通りに出店した時期には関東のしょうゆと九州の豚骨を合わせた東京の家系そのままの味が「しょっぱい」と京都の学生たちから辛口評価をうけたこともあったのだとか。その後、味を組み替えて試行錯誤を重ね京風にアレンジ、今日の隆盛を誇るようになりました。

意気込みを語る芥川英司代表取締役
意気込みを語る芥川英司代表取締役

 芥川代表取締役は、「地価も高い中心街ですが、あえてたくさんの人にあくた川の味を知ってもらいたくて勝負に出ました。寺町店はあくた川の到達点をベースにしながらも、学生以外の人たちにも美味しいラーメンを提供するため、ゼロからの出発にしたい。」と言います。

広々とした2F席
広々とした2F席

 寺町京極店の味は、頭骨ではない100%豚骨肉を使い、より豚骨味が際立つ家系ではない新しい味の豚骨ラーメンを開発しました。最後の決め手となったのは、チャーシューの燻製の香り、とり油にもスモークを使うことでした。

豚骨ラーメンは世界の基準
豚骨ラーメンは世界の基準

 芥川社長は、「うちのスローガンは、物を売るな、感動を売れ。寺町京極好きな人にうちのラーメンがソウルフードになってほしい。ここから世界へチャレンジしたい」と意気込みを語ってくださいました。まあ一度食べてみてください。また来たくなります。

「燻とん あくた川」京都市中京区式部町264(寺町蛸薬師上ルに西側) 

地域ニュースサイト号外NETライター(京都市)

 「YAHOO!ニュース ベストエキスパート2024 地域クリエーター部門 特別賞」を受賞 京都をこよなく愛する地域ニュースサイト号外NETの京都市担当タウンクライヤ―です。四国から大阪の元地方紙記者。観光ガイドをしながら京都時空観光案内2024(観光ガイドのための京都案内マニュアル)全19巻や「やさぐれ坊主京を創る 前田玄以の生涯」(京都文学賞一次審査通過)はじめ、京都を題材にした小説なども執筆しています。

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