【京都市中京区】まん延防止措置下で京の台所錦市場も人はまばら! デリバリーサービスもやってます!
京都府でも、2022年1月27日から、新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づき、京都府全域を対象に、「京都府まん延防止等重点措置」を実施されました。そんな中、京都の台所と言われる中京区の錦市場を訪ねました。
新京極通りから錦通りへ向かいましたが、昨年末からの人の波はどこに行ったんだろうと思わせるほどに人は少なかったです。ただ全く閑散としている状況でもない感じでした。老舗お土産店の店主は「清水道や嵐山のような郊外の商店街は全く人通りがないと聞いていますが、街中なのである程度の人通りはある感じですね。ただ店は極端に暇になった」と話します。
塩干物を中心に扱ってきた竹長(外部リンク)は、コロナ禍で業態を追加し、新鮮な果実をまるごと挟んだフルーツサンドや生フルーツジュースなども販売しています。店主に聞くと「インバウンドは無いものの、年末年始と国内からの観光客や地元の人たち、修学旅行生も復活して、人通りも元に戻っていたのに、ここに来て、急に人通りが少なくなった。若い人たちはある程度歩いているんですけどね……」と戸惑いを隠せません。
ところで、竹長のドラゴンフルーツサンドや高級いちごのあまおうを贅沢に使ったフルーツまるごとサンドなどはフルーツの存在感が半端ない。生いちごジュースやドラゴンフルーツジュース、生みかんジュースなども超濃厚です。
まるで縁日のような雰囲気と名物の海老串始め、新鮮な魚介料理が人気の鱧秀錦本店(外部リンク)の店主も、「徹底した感染症対策で認証店にもなって、酒類提供もしていますが、人通りがここまで少ないとどうしようもないんですねえ。なんとかがんばって乗り越えていきたい。ただ、新しい変異株(BA.2)が心配ですね」と複雑な心境を覗かせます。
鱧秀では、「コロナ禍でも店内で楽しんでもらえるように」と休業中に店内レイアウトを一新し、最新のレジシステムも導入してがんばってきました。一方、錦市場では、物販と併用の営業形態の店舗も多く、酒類提供停止の店や休業を選択する店も相次いでいます。いずれの選択をしても厳しい状況が続いています。
そんな中、錦市場商店街振興組合(外部リンク)では、半径3kmのエリアを中心に注文当日中のお買物代行デリバリーサービスを実施しています。お届け可能な商品をカタログで確認し、電話かアプリで注文できます。「海鮮や野菜、和菓子やスイーツ、佃煮やお漬物など「京の台所」錦市場のあらゆる美味しいもんを、お買い物代行の御用聞きがみなさまの元へお届けにまいります。」としています。詳しくは専用ホームページで確認してください。
「錦市場買物代行デリバリー」(外部リンク) 京都市中京区西大文字町609番地
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