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【京都市西京区】洛西で2年ぶり桜イベント コンサートやダンス 地元高校書道部が圧巻の演舞 27日も。

伊波多玄以(HOTSUU)地域ニュースサイト号外NETライター(京都市)

 ラクセーヌ商店会や京都市住宅供給公社洛西事業部、西京区役所などが主催して、2022年3月26日(土)「第27回らくさいさくら祭2022」が西京区の洛西ラクセーヌ専門店前、小畑川中央公園を会場に行われました。27日(日)まで。コロナ禍で休止されていたため開催は2年ぶりとなりました。

大道芸人KAZUMAさん
大道芸人KAZUMAさん

 また26日(土)は毎月最終土曜日に開催されていたものの、まん延防止等重点措置などで休止されていた「らくさいマルシェ」も隣接会場で開催されました。あいにくの大雨の中での野外イベントとなりましたが、同重点措置解除後の初めての週末、久しぶりのイベントとなったこともあり、親子連れやカップル、ラクセーヌへの買い物客など大勢の参加者が会場に足を運びました。

 会場内に設けられた屋根付きエアーステージでは、ファミリーコンサートの「GIN LALA」や京都発のアコースティックデュオ 「Fulare pad」、JAZZシンガーの「畠山ゆき SINGS JAZZ TRIO」など、関西で活躍するプロアーティストたちの演奏やKAZUMAによる大道芸、地元洛西地域のスタジオによるフラダンスや老人会による民謡踊りなどが行われました。

ファミリーコンサートの「GIN LALA」
ファミリーコンサートの「GIN LALA」

 地元洛西高校書道部は、POPミュージックに載せ力強く踊りながら、圧巻の書道パフォーマンスを披露。「煌く星を繋げる希望遥か先へ翔ける」と書きあげた作品をあっというまに完成させ、会場は「おー」と感歎しきり、拍手の渦に包まれました。

洛西高校書道部による圧巻の書道パフォーマンス
洛西高校書道部による圧巻の書道パフォーマンス

 京都府西京警察署の俊敏性チェックには、次々と子供たちや高齢の方々も挑戦しました。「あっすごい」などの声も飛び交います。同署署員は、「ハイテクマシーンですので、正確に俊敏性がチェックできます。交通事故防止やひったくり被害防止などに繫げて欲しい」と話されていました。

俊敏性チェック
俊敏性チェック

 他にも地元団体による活動紹介やオリジナル商品の販売、子どもらも楽しめる体験コーナー など、様々なブースが集結しました。市バスや民間バスなど洛西を走るバスも会場に集合展示され、子どもたちも大喜び。ケバブなど本格料理のキッチンカーやBARなども出店されました。

市バスや民間バスなど洛西を走るバス
市バスや民間バスなど洛西を走るバス

 伏見区から参加した「BAR LAG WAGON」は、BAR出店とともにコロナ禍で通常営業ができなかった伏見区の飲食店16店舗がそれぞれ開発したオリジナルレトルトカレーを販売しました。

「BAR LAG WAGON」の蔵貫哲朗代表
「BAR LAG WAGON」の蔵貫哲朗代表

 大雨の中の野外イベントのため、緊急テントの設置、雨水の排出や音響設備など次々に起こるハプニングにも若々しい会場スタッフらが結束して、何が起きても飛んで行って事前に防ぎきる姿も印象的でした。会場横の小畑川沿いには約800本の桜の木があります。徐々につぼみも膨らみ、早咲きから順に開花を始めています。17時から20時にはライトアップが予定されています。

小畑川沿いには約800本の桜の木
小畑川沿いには約800本の桜の木

 洛西さくら祭は27日(日)も開催されます。晴れの予報となっていますので、ラクセーヌ専門店への買い物と合わせて、開放的な屋外イベントにぜひ足をお運びください。傍らには、年中無休24時間営業の「京都竹の郷温泉 万葉の湯」(京都エミナース)もありますよ! 

「2022第27回らくさいさくら祭」 京都市西京区大原野東境谷町2丁目5-8 

地域ニュースサイト号外NETライター(京都市)

 京都をこよなく愛する地域ニュースサイト号外NETの京都市担当タウンクライヤ―です。四国から大阪の元地方紙記者。観光ガイドをしながら京都時空観光案内2024(観光ガイドのための京都案内マニュアル)全19巻や「やさぐれ坊主京を創る 前田玄以の生涯」(京都文学賞一次審査通過)はじめ、京都を題材にした小説なども執筆しています。

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