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【京都市上京区】西陣織と茶道の街で、織田信長や徳川吉宗、長谷川等伯などに愛された寺々は桜も見事!

伊波多玄以

地域ニュースサイト号外NETライター(長岡京市・向日市)

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 京都でのそめいよしの開花宣言から4日、市内あちこちで桜の花が一気に咲きだしました。2022年3月28日は、少し花冷えのような肌寒さもありましたが、自転車で散策していると、千本今出川の交差点や小川寺ノ内の百々石前など途中で良い感じに咲きだした桜を愛でることができました。

小川寺ノ内の百々石前
小川寺ノ内の百々石前

 寺町今出川を上がって「本満寺」に行くと、月曜日の早朝にも関わらず、大勢のカメラ小僧さんたちが訪れて写真を撮っていました。

見事な大枝垂れ桜
見事な大枝垂れ桜

 本満寺は、室町時代、応永17(1410)年に創建され、天文5(1536)年の天文法難により大阪堺へ一時避難しましたが、天文8(1539)年には現在の地に移建し、後奈良天皇の勅願寺となり大いに栄えました。宝暦元(1751)年に8代将軍徳川吉宗の病気平癒を祈願し、効果があったとして、以来将軍家の祈願所になりさらに繁栄を極めました。近年は、90年前に境内に植樹された「大しだれ桜」が人気のスポットとなっています。

 地下鉄鞍馬口駅から西に少し行くと、聚楽第裏門を移築したと伝えられる妙覚寺大門前の枝垂桜が咲き誇っていました。

妙覚寺大門前の枝垂桜
妙覚寺大門前の枝垂桜

 織田信長や三位中将と呼ばれた嫡男の織田信忠などが上洛した際には、当時二条衣棚にあったこの寺を定宿としていました。実は信長が本能寺に宿泊したのは数回で、妙覚寺は18回の記録があると言います。

 小川寺ノ内上ル、ちょうど裏千家家元の邸宅前にある「本法寺」も境内あちこちで、桜が見ごろを迎えています。どの位置から取っても、インスタ映えショットが狙えます。

境内あちこちで、桜が見ごろ
境内あちこちで、桜が見ごろ

 本法寺は、開創の時期や場所については諸説あって、明らかではありませんが、東洞院綾小路あたりではないかと推測されています。こちらも天文法難で、一時堺に避難していました。後に一条戻橋付近で再興し、さらに天正15年(1587)、豊臣秀吉の聚楽第建設に伴う都市整備の影響で、堀川寺之内へ移転して今日に至っています。

本法寺
本法寺

 本阿弥家の菩提寺でもありました。本阿弥光悦は、安土桃山時代から江戸時代にかけて活躍した芸術家で、その才能は多岐にわたり、書・絵画・陶芸・漆芸などに優れた作品をのこしています。また佛涅槃図をはじめとする長谷川等伯の真筆を数点保管しています。春季特別寺宝展が2022年03月14日(月)~04月15日(金)まで開催されていて、佛涅槃図も公開されています。

 本満寺 京都市上京区寺町通今出川上る2丁目鶴山町16 075-231-4784

 妙覚寺 京都市上京区上御霊前通小川東入下清蔵口町135(新町通鞍馬口下ル)075-441-2802

 本法寺  京都市上京区小川通寺之内上ル本法寺前町617番地 075ー441ー7997

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