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【京都市中京区】新京極通誕生から150年、商店街が記念行事スタート 記念式典で各界からも祝福!

HOTSUU地域ニュースサイト号外NETライター(京都市)

 新京極通は、明治5年(1872年)に開通してからこの2022年に150年を迎えます。これまでプレ企画なども開催しながら記念行事の準備を進めてきた「新京極商店街150年記念事業実行委員会」が2022年4月1日、新京極商店街のランドマーク「ろっくんプラザ」で、同事業のオープニングセレモニー「新京極誕生150年記念式典」を開催しました。

 折しも「ろっくんプラザ」にある大きな桜の木が満開となる中で執り行われた式典には、西脇隆俊京都府知事(代理)、門川大作京都市長始め、京都府商店会連盟や近隣の各商店街などから多数の来賓が参列しました。

 冒頭あいさつで、新京極商店街振興組合の岡本喜雅理事長は、芝居小屋が建ち並んでいた時代から始まって、映画の発祥や大阪万博、時を経て日本の三大盛り場に発展し、昨今では修学旅行のメッカとして、またインバウンドの急増など、その時々の環境に機敏に対応してきた新京極の歴史を紹介し、「2年を超える未曽有のコロナ禍でも、新たな地域創出を切り開く事業を若い世代へ託したい」と締めくくりました。

新京極商店街振興組合の岡本喜雅理事長
新京極商店街振興組合の岡本喜雅理事長

 続いて西村秀生実行委員長があいさつし、「店舗側だけではなく、お客さんがいて、関わっている人たちがいてこその商店街。今まで以上に近隣の人たちやネット等で応援してくださる全国のみなさまと手を携えて事業に取り組み、若い世代へと託された思いをしっかり受けとめてがんばりたい」と決意表明しました。

西村秀生実行委員長
西村秀生実行委員長

 府知事、市長から祝辞があり、最後に西澤摩耶副実行委員長が「訪れる人が街をつくる、そこに集う人が街をつくる。今ここから先が虹のように、よい歴史になれば良いなとの思いを込め、虹色を表現した150年記念ロゴマークが創られた」ことなども紹介し、参列者への賛辞を述べ、閉会しました。

西澤摩耶副実行委員長
西澤摩耶副実行委員長

 参加者らは早々に、会場で開催された「新京極今昔写真展」に見入っていました。

新京極今昔写真展
新京極今昔写真展

 同実行委員会では、これまで実施してきた新京極今昔写真展や新京極商店街アーケード放送、Facebookグループ「新京極を語ろう」の開設、各店の統一看板リニューアル、新京極記念グッズの配布および記念商品の販売などに加え、新京極150年史の制作や新たに「ふごおろし」の企画も取り入れた「新京極夏まつり」などの企画を計画しています。

 ワクワクさせてくれそうな商店街へあなたも出かけてみませんか!

新京極商店街振興組合 京都市中京区新京極通六角下る桜之町438番地1 べんてん堂ビル3F 075-223-2426

地域ニュースサイト号外NETライター(京都市)

 「YAHOO!ニュース ベストエキスパート2024 地域クリエーター部門 特別賞」を受賞 京都をこよなく愛する地域ニュースサイト号外NETの京都市担当タウンクライヤ―です。四国から大阪の元地方紙記者。観光ガイドをしながら京都時空観光案内2024(観光ガイドのための京都案内マニュアル)全19巻や「やさぐれ坊主京を創る 前田玄以の生涯」(京都文学賞一次審査通過)はじめ、京都を題材にした小説なども執筆しています。

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