【京都市上京区】まだ間に合う 西陣の緑の桜を愛でたあとに、究極の親子丼を食べて、晩春の京を満喫!
閑静な町家群の中にひっそりと佇む、雨宝院、通称西陣聖天は、弘法大師が大聖歓喜天を奉ったことが始まりと言われる由緒ある寺院です。
応仁の戦乱で荒廃してしまいましたが、かつては東寺とともに皇城鎮護として栄えた大伽藍でした。藤原時代の千手観音像が安置されていて、「西陣の聖天さん」として地元の方々に親しまれています。
2022年4月14日、境内では歓喜桜や松月桜、八重紅枝垂桜が所狭しと咲き誇っています。さらに有名なのが、御衣黄という緑色の桜です。綺麗な緑の花びらが咲いていました。
椿なども咲いていて、小さな境内はさながら極楽往生の花の園のようです。
住職によると、「ここ数日が一番良い感じで愛でることが出来そうですよ。それ以降ですと花が開きすぎてピンクに色落ちしてきますから」とのことでした。
雨宝院で桜を堪能した後に訪れたいのが、一筋南にある、鳥岩楼ですね。築100年を超える京町家で営業する鶏料理の老舗ですが、現在は夜営業はお休み。昼の親子丼のみ営業されています。残念木曜日は定休日でした。写真は以前のものを掲載します。
この親子丼が、半熟のとろとろ卵、さらにのっているうずらの生卵とプリプリの歯ごたえある、朝びきの新鮮な鶏肉が交じり合って究極のおいしさです。さらに、鶏ガラを長時間煮込んでつくる、飲みやすいスープが出てきますよ。
さあみなさん急いでお出かけください!
北向山 雨宝院 京都市上京区智恵光院通上立売通上ル聖天町9の3番地 075-441-8678