最大気温が29度まで上昇し、絶好のお出かけ日和となった2022年5月22日の日曜日、JR長岡京駅西口のバンビオ公園広場とにぎわい創出施設「バンビオ」で、「Made in 京都フェスタin NAGAOKAKYO　lesAmies クリエーション」が開催されました。京都全域で、地域活性化イベントを手掛ける「Made in 京都」と「京都エシカルマルシェ」、乙訓地域でママさんたちの子育て支援などを行っている「レザミ」が共同で開催したものです。

　本格的な青空イベントは3年ぶりとなったこともあり、会場には大勢の観客が押し寄せました。ハンドメイド作品や物産販売、体験コーナーなど約50のブース、中央会場では、多彩な催しが行われました。バンビオにあるダンススタジオ「AKJ（武田悦子代表）」からは、4歳から高校生までの約50人がBTSのバターなどの楽曲に合わせて、圧巻のダンスパフォーマンスを披露しました。他にも京都国際マンガミュージアムでお馴染みの「らっきょむ」さんによる紙芝居なども行われました。

　OTOKUNIレザミは2018年に、孤独な子育てなどが社会問題化する中で、子育てをしながらでも街や地域にも出て、ママたちが活動や交流ができるようにサポートしようと始まりました。創始者の一人、中学生のお子さんを持つ田中昭美さんは、取り組みを通して、「行政や企業、地域の人たちとママさんたちを繋げて、街ぐるみで子育てをしていく気風が出来つつある」と言います。

　lesAmies（レザミ）とは、フランス語で「女友達」の意。「ママ友よりもっと、女友だち」をコンセプトに、3か月に1回発行の地域子育てサポート＆ガイドブック「MAMAPASSPORT」の発行を始め、手作り作家デビューの後押しや広報支援、イベントやワークショップ、プレママ（妊婦）交流会など、ママたちの想いを実現するためのバックアップを行っています。

　この日は16の体験や創るブースが出店。会話ができない6か月から1歳の子供たちとママさんに手話やジェスチャーでベビーサインをくみ取る体験会や未就学児でも作れるキラキラアクセサリー、季節の知育工作など多彩なワークショップが開かれました。「コロナ禍だったので、親子でイベントに出かけられるのは久しぶりやからほんとに嬉しい」との声が多々聞かれました。

　30を超えるマルシェブースには、コシヒカリの祖先にあたる品種「旭米」発祥の地・向日市の「梅原酒店」から旭米や米粉、旭米配合のクラフトビール、平常はセブン商店街のリバティー長岡前で出店している「monimoi」から見た目も可愛いクロッフル、「ダイアモンド369」からチャネリングとヒーリングなどなどが出店されていました。

　参加者も出店者や出演者も一様に久しぶりのイベントを満喫している様子が伺えました。（掲載写真は出演者、出店者、参加者ともすべて掲載許可済みです）

OTOKUNIレザミ（外部リンク）　長岡京市開田３－３－１０ロングヒル２０１　

バンビオ1号館・2号館（外部リンク）　京都府長岡京市神足2丁目3番1号　075-951-4300