【京都府向日市】ママさんと企業を結ぶ祭典に500人超。手作りコスメ、絵本交換、おむつケーキも登場!
阪急洛西口駅から直ぐにある向日市寺戸町のSUBACO(株式会社リヴ本社)は、木造のお洒落な建築が目を引きます。この日、玄関を入ると最初に目に飛び込んできたのが、真っ白なタワーケーキでした。よくみると詰められているのはベビーおむつ。2022年8月7日(日)ママさんたちと企業によるユニークなマルシェが開かれていました。
OTOKUNIレザミ・マミーズアップ・京都広報が主催して、向日市寺戸町のSUBACO(株式会社リヴ本社)で開催されていた「オリーブの森マルシェ」は、おとくに地域で様々な活動をしているママたちが、こどもやママ・パパの可能性を広げようという初の試みです。
入って直ぐの所にあったおむつのタワーケーキは、ギフトとして作られたベビーシャワーの展示の一つでした。Calming party(外部リンク)の北村ようこ代表にお聞きすると、ベビーシャワーとは、「妊婦さんの安産を願ってみんなで助けてあげる、アメリカ発祥のパーティーのことです。子育てに不安のママさんが多い中、お腹の中にいる赤ちゃんにシャワーのように愛情をみんなで注ぐ取り組みです」と言います。
奥の部屋では、手づくり育菌コスメ講師(ikukincare)(外部リンク)の杉本あやなさんによる「手作りコスメワークショップ」が行われていました。「市販のものに比べて、添加物も無く、自分の力でうるおう肌へと導いてくれる」のだそう。
他にも、Liv本社ビルに常設されている「ねこばす」さんでは、絵本の交換会が行われていました。会場内では、親と娘で作るAZさんの革製品と帆布の販売、rekko(外部リンク)さんによる「段ボールの端材で町ガーランドを作ろう」や「ままむすび」(外部リンク)によるロゼットキーホルダー作りなど21の出店がありました。
屋外では、子育て情報の詰まった、割りばしやテープなどで手作りの知育玩具のリールなどを使ったヨーヨー釣り、長岡京市の人気店「ニューバード」(外部リンク)のクロワッサンやかき氷、冷やしいもフローズン、大原野の農家からの新鮮野菜の販売も行われていました。
主催者でもあり、これまで1000人以上の女性のスタートアップの背中を押し続けてきた、OTOKUNIレザミの田中昭美代表とマミーズアップの坂本景依子代表は「スタートアップカフェ」を開いて、揃っておもてなし。
坂本代表は、「コロナ禍で出会いの場すらなくなってしまっていたので、盛況で良かったです。今回のテーマはチャレンジです。起業の相談も多く、この出会いがさらに事業化につながっていければ」と言います。田中代表もまた、「今日をステップに乙訓中に輪が広がって、いろんな分野での新たなレザミが誕生していくといいですね」と話されていました。
株式会社リヴは、「一杯のコーヒーからまちづくりまで」をコンセプトに、乙訓地域(長岡京市・向日市・大山崎町)で注文住宅・不動産・大型木造・健康・飲食などを事業展開する「まちづくり企業グループ」です。本社ビルは、人が巣立っていく場所という意味の「SUBACO」という名前で、樹齢800年のオリーブの木がシンボルです。
広報を担当する「京都広報」の伊藤義晃ディレクターは、「乙訓地域にはたくさんのママさんグループや起業家さんたちがいます。がんばっているママさんたちと地元の企業を結んでの新たな事業化に力いっぱい支援したい」と語ってくださいました。
OTOKUNIレザミ(外部リンク) 長岡京市神足2-5-1 ローレルスクエア長岡京1607 マミーズアップ (外部リンク) 京都市西京区川島有栖川町104 京都広報 (外部リンク)向日市寺戸町七ノ坪141 subaco4F