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【京都府長岡京市】やんちゃで可愛い大きなプードルがお出迎え 米粉焼き菓子とわんこのシカおやつまで! 

HOTSUU地域ニュースサイト号外NETライター(京都市)

 セブン通りでときどき見かける光景に、おっきなプードルに引っ張られるようにして散歩する女性の姿があります。ずっと気になっていたので、2022年9月24日に突撃取材してみました。

 スタンダードプードルの名前はトール君、 背が高いことと北欧神話のトール神から名付けられました。飼い主の干場しずえさんが塾の講師をしていることもあって、試験に通るの語呂合わせでもあります。

 ひとりっ子で大きめに生まれたトール君も、この8月18日で1歳になりました。現在は、立ち上がると身長も1メートル50センチを超え、体重28kgにまで成長しましたが、まだ飼い主手作りの離乳食なのだそう。干場さんによると、「暴れん坊で破壊神で何でも食べちゃう。コンセントプレートを歯で外してしまったこともあるんですよ」と言います。

 トール君の土曜の昼間の居場所は、セブン商店会で、グルテンフリーの米粉焼き菓子やソフトクッキーを中心に販売する「3-5min」(3から5分)の奥のゲージ内です。普段はDr.関塾長岡京今里校(外部リンク)の講師をしている干場さんですが、木曜日と土曜日だけ店舗を開いています。アレルギーを持つお子さんのママたちやビーガンの方々もよく知る店です。名の由来は、紅茶の蒸らし時間なのだとか。

 神戸出身の干場さんが縁あって長岡京にやって来たのは15年前、当初はセブン商店街内で地元の活性化のためにグループで起業支援の貸しカフェをやっていたのだそう。5年前に現在の店舗でやっていた野菜屋さんに間借りして、米粉菓子の店を始めました。ちょうど1年前の2021年に店が空いて現在の形となりました。

 ベリー米粉ケーキを食べてみたのですが、グルテンフリーの米粉はふっくら仕上げるのがかなり難しい筈なのですが、ふわふわで濃厚なベリーと絡んでめっちゃ美味。時間も研究費用もかなりつぎ込んだというだけのことはあります。

 現在セブン商店会の理事や長岡京市総合計画審議会の委員など、地域のために頑張っているのは、阪神淡路大震災の際に、地域の関係性も薄く、一人で怖くて避難所に逃げれなかった体験が原点。セブン商店会の人たちには、「突然の出来事で困窮した時に助けられたことがあって、今はその恩返しの気持ちもあります」と語ってくださいました。

 干場さんの人脈を通じて体に良い商品は積極的に仕入れて販売しています。新鮮な京丹波高原豚を使用した自然素材完全無添加のハム・ソーセージ工房「古都」(外部リンク)の各種ソーセージや状態の良いシカを丁寧に低温ドライした無添加の「わんこのシカおやつ」などバラエティー豊かな商品がありますので、ぜひ1度足をお運びください。

「3-5min」(外部リンク)長岡京市長岡1丁目14-3 木・土曜営業

地域ニュースサイト号外NETライター(京都市)

 「YAHOO!ニュース ベストエキスパート2024 地域クリエーター部門 特別賞」を受賞 京都をこよなく愛する地域ニュースサイト号外NETの京都市担当タウンクライヤ―です。四国から大阪の元地方紙記者。観光ガイドをしながら京都時空観光案内2024(観光ガイドのための京都案内マニュアル)全19巻や「やさぐれ坊主京を創る 前田玄以の生涯」(京都文学賞一次審査通過)はじめ、京都を題材にした小説なども執筆しています。

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