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【京都市下京区】京都タワーのたわわちゃんから児童施設の子どもたちにあったかクリスマス ヒーロー登場

伊波多玄以(HOTSUU)地域ニュースサイト号外NETライター(京都市)

 いよいよ明日は、2022年12月24日のクリスマスイブとなりますね。京都タワーのライトアップも綺麗に映し出されています。その京都タワーのマスコット「たわわちゃん」が大活躍しました。京阪ホテルズ&リゾーツ株式会社が運営する京都タワーは、2022年12月15日(木)展望室にて「たわわちゃん」や西陣のご当地ヒーロー「ミョウレンジャー」たちと共に、児童福祉施設の子どもたちのためのクリスマス会を開催しました。

 京都市内の児童福祉施設の子どもたちを招待し、京都タワーに上ることが少ない子どもたちに、京都市街で一番高い、地上100メートルの展望室からの眺めを楽しんでもらい、楽しいクリスマスシーズンを過ごしてもらうための企画です。

 1965年から毎年12月に行なっているこの企画は、今年で57回目となります。コロナ禍で3年ぶりの開催となりました。招待された子どもたちは、京都タワー展望室からの景色を楽しんだ後、京都タワーのマスコットキャラクター「たわわちゃん」から、お菓子の詰め合わせや文房具セット、クリスマスケーキ、市民から寄せられた楽器のおもちゃなど、たくさんのプレゼントを受け取り、大喜びでした。

 クリスマスプレゼント贈呈の後は、もらった楽器を使っての歌やダンスを楽しみました。ステージの音響には、京都の音楽制作会社の株式会社タックリンクも協力。同社代表取締役社長の岡本武士さんは「生きていれば色々あるけれど、音楽が元気にしてくれることがある。子どもたちを励ますことができれば嬉しい」といいます。

 今回の企画をプロデュースした「一般社団法人こらぼさろん」(京都府京都市上京区)代表理事の小島雅子さんは、「今年はボランティアサンタたちと一緒に、楽しい歌を歌って、仲良く思い出を作ることができました。子育ては親だけのものではなく、社会全体でするものですね。今日の思い出が少しでもみんなの心の栄養になり、安心して自立していければいいなと願い、活動を続けます。」と語ってくださいました。

 京都で暮らす人たちの優しさが溢れるクリスマス会でした。

京都タワー(外部リンク) 京都市下京区烏丸通七条下る 東塩小路町 721-1

地域ニュースサイト号外NETライター(京都市)

 京都をこよなく愛する地域ニュースサイト号外NETの京都市担当タウンクライヤ―です。四国から大阪の元地方紙記者。観光ガイドをしながら京都時空観光案内2024(観光ガイドのための京都案内マニュアル)全19巻や「やさぐれ坊主京を創る 前田玄以の生涯」(京都文学賞一次審査通過)はじめ、京都を題材にした小説なども執筆しています。

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