【京都市中京区】研究熱心な店主開発のこだわり多加水手打ち太縮れ麺の朝ラーが最高 定食やカレーも旨い!
JR二条駅から七本松通を上がってしばらくの通りは、昔ながらの閑静な街並みが続きます。町家なども多く、最近では予約の取れないかき氷や自然野菜ランチの人気店などがいくつかできて、探しながら訪れる人もいます。そんな通りの角にあって、モーニングができる美味しいご飯屋さんとして評判の「くっきんぐえくすぺりめんと 番」を2023年8月11日の早朝に訪れました。
玄関横に掲示のメニューに引き寄せられました。店主のこだわりと研究熱心さがひしひしと伝わってきます。7時から11時の朝営業は火木土曜日限定です。早速、朝ら~めんを注文しました。縮れ麺好きの筆者には嬉しい麺、しかも太麺での縮れ麺は関西では珍しい。こしがあって途中で切れないことに驚きました。
さらに、濃厚なのにさっぱり感のある醤油スープとコリっと固めのチャーシューを一緒に絡めて食べるとほんまに美味い。スープを全部飲み干してしまいました。だしソムリエの資格を持ち、元中華料理のコックでもある店長の野澤祐則さんが、全国を食べ歩き福島県の白河ラーメンをヒントに開発したのだそう。
麺は卵を使わない多加水手打太縮れ麺、スープは、うるめ、さば、いわし、そうだ昆布の出汁、チャーシューはローズヒップのたれに3日間漬け込んでオーブンで焼き上げています。朝活メニューは他に、果物と野菜のたっぷり入ったコク旨無水朝カレー、ふわふわ卵が乗っかっています。
さらに、中華料理20年の経験がある野澤店長がつくるチャーハンにだしソムリエの作るあんかけをかけ、唐揚げニストのから揚げが乗るというまさに究極の「唐揚げあんかけチャーハン」です。どれも全部食べたいほどでした。
ドリンクは体に優しいレモネードやサンザシジュースをどうぞ。「くっきんぐえくすぺりめんと 番」では、売上の一部を「日本小児がん研究グループ」に寄付するレモネードスタンド活動を行っています。寄付金は小児がんの治療開発などに使われます。
「小さいお子さんからお年寄りまで安全に、おいしく食べられるものにこだわりたい」という野澤店長は、使用する全ての「水」にもこだわり、生まれたての赤ちゃんでも飲める純度99%と言われる水を使用しています。角煮の黒酢酢豚など昼からのメニューも安心、安全にこだわった自然派のラインナップが盛りだくさんです。
野澤祐則さんがこの店を始めたのは4年半前、地元での認知度もアップして、少しずつ店舗が軌道に乗り始めた最中に新型コロナ禍に突入しました。お弁当などテイクアウトの充実や地元の人たちに安心の食材を提供することで踏ん張ってきました。「これからも自身の子どもたちの学区でもあり、地域密着で頑張っていきたい」と語ってくださいました。
朝から元気になれること間違いなし! ぜひ足をお運びください。
「くっきんぐえくすぺりめんと 番」(外部リンク)京都市中京区西ノ京内畑町26-5 1階 075-204-8624