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【京都市下京区】大丸京都店8Fフロアーがリニューアルオープンから1週間たっても全店舗で大行列の人気!

HOTSUU地域ニュースサイト号外NETライター(京都市)

 「地産地消にこだわったり、食材を求めて、各地を訪ね歩く料理人や畑作までする店。時代に流されず、守り続ける流儀。伝統に甘んじず、新しいものを創る度量」そんなコンセプトのもとに珠玉の8店舗が集結するレストランフロアーが「大丸京都店」の8Fに2023年9月29日にリニューアルオープンしました。

 フロアーオープンから1週間以上がたった2023年10月6日に訪問してみると、ランチタイムの後半でしたが、開店している7店舗のすべてに行列ができ、1時間を優に超える待ち時間が出ていました。筆者も結局どの店舗にも入れずじまいで、店頭でのお品書き、各店舗スタッフ聞き取りめぐりになってしまいました。

 「炭焼 うな富士」は、尾まで肉付きや脂のりが良く、青光りした大きな体のものを指し、うなぎ全体の収穫量のわずか2割程度だと言われる特大の「青うなぎ」(業界の俗称)を関西風に腹開きし、串打ちしている愛知の人気店です。高温の地焼きによって、皮はパリッ、身はふわトロになるそうで、関西初登場となります。

 ステーキ「三田屋本店-やすらぎの郷-」は、A5・A4ランクの黒毛和牛や各地の銘柄牛など口の中でとろけるような厳選和牛のステーキと質の高い豚ロース肉を1週間以上じっくり塩漬けしてから、天然の桜の木のチップとコーヒー豆を混ぜて燻煙、加熱して仕上げられた伝統製法のハムが食せる店です。青く澄んだ三田青磁の器も必見です。

 「Nippon Ramen 凛 離れ produced by Lab Q」は、札幌で大人気のラーメン店 Lab Qの創業者であり、数々のメディアにも取り上げられてきた平岡寛視さんがプロデュースの店。「凛kyoto」に次いで、「凛 離れ」は京都2店舗目となります。平岡寛視さんの薫陶を受けたラーメン職人たちが腕を振るいます。「凛kyoto」が醤油と塩であるのに対し、「凛 離れ」は味噌らぁ麺と鶏白湯らぁ麺の二本柱。サイドメニューとして、だしを生かした季節の炊き込みごはんも用意されています。

 1934年に大阪・千日前で創業し、多くの文化人や芸人に愛され、小説にも描かれてきた「丸福珈琲店」が、90年近く愛されてきた深煎りの極みと称される珈琲を引っさげて京都初出店しています。スタッフに伺うと、ここ「丸福珈琲店 ザ・パーラー」では、京丹後 ゆめろんファームのメロン、城陽 木村農園のいちじくといった京都の生産者によるフルーツを吟味して取り入れ、銅板で一枚ずつ焼く名物のホットケーキには京丹後 白杉酒造の酒種を使うなど、大阪人から愛されてきた味に京都らしいアップデートを加えているのだそう。

 サンドイッチやカレーといった軽食もあり、午後にはアフタヌーンティーセット、夜には別添えのスイーツに合うお酒を自分好みでかけながら味わう大人のための「夜パフェ」が登場します。お酒の入った大人のミックスジュース、大人のカラフルクリームソーダもあり、丸福ならではの珈琲ハイボールも提供されるのだとか。こちらも京都初登場です!

 他に「デリカテッセン・BBQVEGGIE ISO TERRACE」、「手打ちそば・スイーツカフェ・居酒屋そば料理 よしむら大丸京都別邸」、「カフェ・イタリアンバールRooftop terrace CIELOby il cipresso」がオープンしています。

 10月29日には、イタリアの本格リゾットを主役に、京都の食材を使ったミラノ伝統の料理が味わえる「イタリアン・リゾット LA RISOTTERIA(ラ・リゾッテリア)」がオープンし、8店舗が出揃います。フロアーには、約3,000冊の食にまつわる漫画が自由に読める「まんがの壁」も登場し、屋上広場「ことほっとてらす」も一新されていました。

 魅力満載の「大丸京都店8F」へお立ち寄りください!

大丸京都店8Fレストランフロアー(外部リンク)京都市下京区四条通高倉西入立売西町79番地 075-211-8111

地域ニュースサイト号外NETライター(京都市)

 「YAHOO!ニュース ベストエキスパート2024 地域クリエーター部門 特別賞」を受賞 京都をこよなく愛する地域ニュースサイト号外NETの京都市担当タウンクライヤ―です。四国から大阪の元地方紙記者。観光ガイドをしながら京都時空観光案内2024(観光ガイドのための京都案内マニュアル)全19巻や「やさぐれ坊主京を創る 前田玄以の生涯」(京都文学賞一次審査通過)はじめ、京都を題材にした小説なども執筆しています。

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