【京都市西京区】京都西山紅葉名所山麓の真ん中に30余年続く欧風料理レストランでステーキランチが絶品
西山小塩山麓に位置する大原野は、高温・多湿の京都特有の農業地域です。春はタケノコ、菜の花、夏場はトマトやキュウリ、水菜、秋には千両茄子やオクラ、じゃがいも、さつまいもなどの根野菜、冬は大根やかぶなどを産します。ちょっと路地を入れば100円からの軒下販売で旬の野菜が購入できます。
そんな田畑の広がる一帯の真ん中に30余年続く、欧風料理レストランがあります。パスタやサラダはもちろん、オードブル、スープなどに大原野のオーガニック野菜を使い地元で大人気です。2023年10月11日にランチを食べに訪れました。ランチタイムの最後の時間帯でしたが、席は満席で地元の人たちなどで賑わっていました。
ヨーロッパ神殿風の通路を通って近づくと白亜の建物の1Fに落ち着いたレンガ造り「レストラン椋」の玄関がありました。 ランチメニューは、特選神戸牛や国産牛のステーキやハンバーグをメインに、ビーフカツや毎朝仕入れの食材を使ったパスタのランチなど盛りだくさん。どれも食べたくなります。
相方と二人で京風ステーキランチ&エビフライとビーフカツランチ、ドリンクを注文しました。ステーキは、出汁の効いた甘口醤油ソースにゴマを入れ、九条ねぎをトッピングしてあります。ジューシーなのに適度な歯ごたえの美味いステーキに絡んだソースのうま味もじかに伝わってきて、さらに大きなエビフライが二つも。これはいけるわあ。
ビーフカツがサクサク衣の中からじゅわーっと牛肉のうま味があふれ出してきて、これまた絶品でした。この地で30年続くこの店の2代目となるオーナーシェフの森澤弘太郎さんによると、「ロース肉120gでボリューム満点、ワインを効かせたデミグラスソースなんですよ」とのこと。納得の美味さでした。
ディナーコースは3300円からとお手頃価格ですが、オードブル5品、本日のスープ、鮮魚のグリルまたはお肉料理、鉄板焼ステーキとライスまたはパン、本日のデザートとコーヒーまたは紅茶とフルコースで一流レストランの味が食せます。
牧草から直送、独自のルートでホテルなどに比べリーズナブルで極上の神戸牛が手に入るのだそう。定番のメニューのナポリタンから明太子ときのこのさっぱり和風パスタや冬の七草パスタ など15種のパスタも魅力です。
近隣には大原野神社や正法寺、善峯寺、光明寺に柳谷観音といった西山の、まだまだ穴場の紅葉の名所もあります。観光途中にお立ち寄りになってはいかがですか!
レストラン椋(外部リンク)京都市西京区大原野上里南ノ町358-1 椋ノ木マンション1F 050-5493-3564