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【京都市】2024年にも引き継ぎたいランチの美味しい京のカフェや隠れ家スポット7選!

HOTSUU地域ニュースサイト号外NETライター(京都市)

 路地奥にある玄関を入ると客席はカウンター8席のみ。清潔感あふれるカウンターの引き出しから出てくる箸やスプーンのセットもお洒落です。「科捜研の女」最新シリーズにも出演した俳優大石彩未さんもおすすめの漁師めしのダイニング「Dontsuki」のランチメニューは「漁師めし」(1500円税込)の1点だけ。いくら乗っけ、うに乗っけなどのトッピングやアルコール類のオーダーも可能です。

 小刻みにした12種類もの新鮮魚介類が入っているという漁師めしを「大き目のスプーンでがっつりどうぞ」という言葉に甘えて、特製醤油を垂らして口に頬張りました。沢山の魚介のうま味の中から固めのイクラがプチプチとはじけてこれは絶品!

「Dontsuki」(外部リンク)京都市下京区松原通麩屋町東入石不動之町682-4 もみじの小路H8 050-3150-8464

 寺町京極商店街にある「Cafe Bの階段」でだし茶漬けランチを注文しました。サケとイクラと三つ葉のだし茶漬けは、それぞれの上質の具材が五穀米と京風のだしになじんでめちゃ美味。若鶏のオイスター照焼とひじき煮、海老のフリッターも丁寧に調理されていて美味しかったです。サラダにドリンクも付いて1300円とコスパもいいですね!

 「Cafe Bの階段」は、寺町京極商店街振興組合の理事でもある門間一夫さん夫妻が37年に亘って営業しています。「既成のものを使わずに京都の人が昔から家庭でたべてきたような、安心して食べてもらえるものをと、食材は、 すぐ近くの錦市場で厳選して仕入れています。

「Cafe Bの階段」(外部リンク)中京区寺町通錦小路下ル東大文字町294カドマビル2F 075-241-1786

 鴨川納涼床にぜひ立ち寄ってほしい店「Kawa Cafe」は、フランス人シェフの作るキッシュが絶品です。下木屋町エリアで10年になる、フランス人のオーナーとシェフ、日本人のご夫人で切り盛りする開放感いっぱいの京町家フレンチカフェです。ランチセットのサーモンのキッシュを注文すると、サーモンと野菜たっぷりの大きなキッシュが濃厚なうま味とサクサク感がいっぱいで美味いのなんのって。他にも、ピザ、パスタ、タルト、クロックムッシュー、モンブランなど美味しそうなラインナップがそろっています。

「Kawa Cafe」(外部リンク)京都市下京区木屋町通松原上ル美濃屋町176-1 075-341-0115

 創作レモン料理専門店のカプリ食堂「LIMONE VERDE」は、「地中海の真珠と言われるカプリ島にある食堂がコンセプト」です。アボカドレモンハンバーグやほろりとするほどに柔らかいステーキをうず高くご飯に乗せたレモンステーキ丼が美味。

 どの料理にもふんだんに使われている国産レモンは、レモン王国として名高い瀬戸内海の小さな島の瀬戸田レモンを契約農家から直接仕入れています。もちろんレモンオレやレモネードなどのソフトドリンクやカクテルなども充実しています。

カプリ食堂「LIMONE VERDE」(外部リンク)京都市上京区武者小路町451-2 NEST 1F 075-204-2545

 西山山麓の大原野神社参道にある「お茶と珈琲の店 か寿が」は、まさに山中のオアシス。メニューを見て、「えっこんな山中に海鮮丼」と驚きました。しかも、いくらやまぐろ、蟹身に海ブドウ、アカモクといわれる海藻のぎばさなど、なんと十数種類の海鮮丼のラインナップです。その日ある具材全部載せの「海鮮丼定食」の普通盛りを注文してみると、ほんとに新鮮で一つ一つこりこりっとうま味が飛び出す海の幸がてんこ盛りの海鮮丼に濃厚な茶碗蒸しやわかめたっぷりの赤だしなどがついてきます。これはほんまに美味い!

 「か寿か」はこの地で40年続いていて、先代から京都の中央卸売市場に厳しい目利きで、ほぼ毎日新鮮な魚介類を買い付けに行っているのだと言います。ですから、その日仕入れが叶わなかった具材の定食は提供がありません。

「お茶と珈琲の店・か寿か」京都市西京区大原野南春日町214−2 075-331-6993

 洛西の柿街道の東側にポツンと一軒、緑に囲まれたお洒落なカフェ「caffe flook」で評判のランチを食べに行きました。ランチやディナーは、地産の肉や野菜、カフェの庭で自家栽培したルッコラ、芽キャベツなども使ったメインディッシュとスパゲッティーやリゾットなどが人気のイタリアンカフェです。

 ランチコースは、ポモドーロやブッタネスカなど本格的なスパゲッティーがメインの5種とタイ風グリーンチキンカレーが用意されています。カルボナーラは、自家製のパンチェッタ(豚の塩漬け)や瑞穂の「ようさん卵」にイタリアのDOPチーズを合わせ、黒コショウをたっふりかけためちゃ美味の逸品です。菊芋のスープが濃厚でお替りしたくなるほど。

「caffe flook」(外部リンク)京都市西京区西京区大枝西長町7-21 075-200-9221

 洛北の大徳寺の北側の今宮通と新大宮商店街の交差点を少し東に行った「食堂 冬の子」のランチタイムのメニューは日替わりのお任せとなる「冬の子ランチ」の一点のみ、値段は「2700円くらい」と結構おおざっぱです。まずは「前菜色々」が出されます。旬の食材を使った10種ほどのおばんざい風の小鉢が次々と出されるのですが、これが一つ一つ美味い。

 そしてメインデッシュが「今日の一皿」。この日はまさかのビフカツでしたが、上品な赤身の肉が食べやすい一口サイズにカットされて、きめ細かい衣で揚げられています。そのままだと固くなりがちな赤身ですが、これがめちゃくちゃ柔らかい。店主の新谷さんが試行錯誤して毎日のメニューを作り上げています!

「食堂 冬の子」(外部リンク)京都市北区紫竹高縄町16番2 070-8482-2098

 2024年も隠れ家的グルメ探してみたいと思います!

地域ニュースサイト号外NETライター(京都市)

 「YAHOO!ニュース ベストエキスパート2024 地域クリエーター部門 特別賞」を受賞 京都をこよなく愛する地域ニュースサイト号外NETの京都市担当タウンクライヤ―です。四国から大阪の元地方紙記者。観光ガイドをしながら京都時空観光案内2024(観光ガイドのための京都案内マニュアル)全19巻や「やさぐれ坊主京を創る 前田玄以の生涯」(京都文学賞一次審査通過)はじめ、京都を題材にした小説なども執筆しています。

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