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【京都市】1月8日、京都市内で初雪観測! 京都で行ってみたいと思う焼き菓子やこだわりパンの店7選

HOTSUU地域ニュースサイト号外NETライター(京都市)
East42st NEW YORK BROWNIE

京都地方気象台(外部リンク)によると、京都市で2024年1月8日午前1時5分に初雪を観測したとのことです。京都の初雪は平年より28日遅く、去年より20日遅く、近畿の中では、この冬最も遅い観測となりました。京都市北区や左京区、上京区の市街地では、民家の屋根が雪化粧しました。

上京区天神公園早朝
上京区天神公園早朝

 さて、2024年1月8日は成人の日ということで祝日となっています。今日までが正月気分という人も多いでしょうか? 2024年にもぜひ訪れてほしいパンや焼き菓子の店舗を紹介します。

 北野天満宮のお膝元で地元商店街に貢献したいと自転車屋さんが始めた合格カレーパンが人気です。「JAM JAM KITCHEN」は、北野商店街にある自転車屋さん「 Cycle Village Jam & Jam」が家族で運営しています。「きたの合格カレーパン」は、子どもたちでもおいしく食べられるコク甘カレーを使用。販売当日の朝から生地を捏ね上げてます。

 食べてみると、薄い衣が綺麗に揚げてある中からこしあんのような食べやすいカレーが出てきて美味しい。学問の神様の菅原道真を奉る「北野の天神さん」に因んでいます。

JAM JAM KITCHEN(外部リンク)京都市上京区一条通七本松西入東町41

 長岡天満宮のお膝元の商店街で、まるでハイキングの途中に出会った山小屋のような素敵なパン屋さん。店主もまた春を感じさせるようなほんわか素敵なマダム春山美穂さんが週に二日だけ開いてきた、ハード系パンで行列のできる人気ベーカリー「パン+焼き菓子のお店harru」がセブン商店街に新たにカフェ「よりみちharru」をオープンしました。

 全粒粉のかたいパン、ほうじ茶あんぱん(喜久春さんのほうじ茶あん使用)、クレームショコラ(自家製クリームとクーベルチョコ)、焼き豚パン、くるみとナッツのざくざくボール。人気の看板バーガーのメンチカツバーガーは、別名ぎゅーぎゅーバーガーで、包み紙を開けたらカツもトマトも人参のラペもぎゅーぎゅーに入っています。新たに始めた自家製モンブランも大人気です!

「よりみちharru」(外部リンク)京都府長岡京市長岡1丁目14-3 075-959-7199

 西陣織の街の堀川商店街で人気の洋菓子店「THE NICOLE」は、「幸せは体から」をコンセプトに、低甘味、低脂肪を中心とした商品作りに取り組んでいて、必要以上に副材料を入れるのではなく、素材を最大限に活かして、すっきりと後味が良いスイーツが人気の店です。

 この店、なぜかイートインスペースで出される「出し巻き卵サンド」がめちゃ旨。薄く切った食パンにちょっぴりヘタを残した粋な演出に挟まれた卵焼きが美味すぎる。完ふわではない適度な柔らかさで、まるで半熟卵のようなオムレツのようなジューシーさ。京風和風だしの効いたうま味が出てきます。さすが日本一の「たまごサンドを目指します」というだけのことはあります。

「THE NICOLE」(外部リンク)京都市上京区西堀川通上長者通下る奈良物町481 出水堀川団地318号 075-406-1980

 西山山麓にポツンとあるガソリンスタンドの横に「おださんのパウンドケーキ」と書かれた大きくキャッチーな看板が。奥にケーキ屋さんでもあるのかなと思って入っていくと小田石油と表札のある事務所の上に「おださんのパウンドケーキ販売所」の看板が掲げられていました。玄関を入ってすぐにパウンドケーキの見本が並んでいます。

 パウンドケーキには、フルーツミックス、プレーン、黒豆、梅酒味の4種と旬の時期限定で筍があります。ドライフルーツは、上等のリキュールも数種類使っています。プレーンは、砂糖を控えて白あんや上質のバターで。黒豆は、丹波の最高級品を8時間じっくり炊きあげ、蜜漬に。人気の梅酒味は、城陽の青谷梅林で採れる「城州白」を使用した明治時代に創業の城陽酒蔵の梅酒で大人の味に仕上がっています。

「おださんのパウンドケーキ」(外部リンク)京都市西京区大原野灰方町68−2 075-335-0117

 阪急洛西口の高架下となるTauTにある「BAKEHOUSE Mére 阪急洛西口店」は、毎日、丁寧に育て上げた「自家製天然酵母」に粉、塩、水で練り上げた生地をすべてのパンに使用して、一手間をかけ 風味豊かでフレッシュなパンを提供してきたことで、各メディアなどにもよく取り上げられる人気店です。

 第3のメロンパンは、クッキー生地とデニッシュ生地、クイニーアマンを薄く丁寧に3層に積み重ねた逸品。実際食べてみると、外のパリパリ生地と中のふわふわ感のギャップが新食感です。自家製のフレンチソースにバゲットをじっくりと長時間つけこんだ後に香ばしく焼き上げ、ソースが中までしみわたったフレンチトーストはしっとりとコクがあって美味。2023年には併設して「méreDo?nuts」もオープンしました。

「BAKEHOUSE Mére 阪急洛西口店」「méreDo?nuts」(外部リンク)京都市西京区川島六ノ坪町他阪急洛西口高架下 075-874-3110

 シュプリームクロワッサンとかスマイルクロワッサン、あるいはデニッシュクロワッサンと本場ニューヨーカーたちや他県の人たちの間でも様々な呼び名がありますが、この「丸いクロワッサン」が大人気です。ニューヨーカーたちがクロワッサンを片手に格好よく街並みを歩く姿が話題になっています。

 一般的なラグビーボールのような形ではなく、角のあるまんまるのクロワッサンで、大きさも二倍ぐらいはありそうです。実際食べてみると、サクっとした軽い食感ではなく、いくつも重なり合った生地がぎゅっと詰まっているもちっとした感じでした。角が取れるのでかぶりつきやすく、これは新食感で絶品です。ぜひ、ニューヨーカー気分を味わいに立ち寄ってみてください!

「East42st NEW YORK BROWNIE」(外部リンク)京都市中京区蛸薬師通堺町西入雁金町373番地 みよいビル 1階 075-708-8092

 京都最古の神社「松尾大社」の大鳥居前にあるおしゃれなパン屋さん「パン工房 橙」では、一升パンを販売しています。1歳の誕生日を無事に迎えた赤ちゃんに一升(約1.8kg)のもち米を餅にしたものを背負わせ、祝うのが「一升餅」ですね。「一生食べ物に困らないように」「一生、健康でありますように」といった願いが込められています。

パン工房 橙 提供
パン工房 橙 提供

 餅より手軽にみんなで分けられるパンでと考えられたのが「一升パン」ということになります。大きなパンの表面に文字やキャラなどをデコレーションできるのも魅力で大人気なのだそう。さらにお薦めは、老舗和菓子店仙太郎の丹波仙太郎大納言を使用した数量限定の「あんぱん善哉」です。店主が先代の社長から直々に小豆の炊き方を伝授していただいたそうで、週に何度かあんこを炊いています。

「パン工房 橙」(外部リンク) 京都市西京区嵐山朝月町21 075-864-2828

 2024年もいろんなこだわりパン屋さんと出会いたいですね!

地域ニュースサイト号外NETライター(京都市)

 「YAHOO!ニュース ベストエキスパート2024 地域クリエーター部門 特別賞」を受賞 京都をこよなく愛する地域ニュースサイト号外NETの京都市担当タウンクライヤ―です。四国から大阪の元地方紙記者。観光ガイドをしながら京都時空観光案内2024(観光ガイドのための京都案内マニュアル)全19巻や「やさぐれ坊主京を創る 前田玄以の生涯」(京都文学賞一次審査通過)はじめ、京都を題材にした小説なども執筆しています。

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