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【京都市南区】コックスタイルで抹茶miniばあむ1本焼き体験 キャラメル入りの生八つ橋が人気絶頂!

HOTSUU地域ニュースサイト号外NETライター(京都市)
株式会社美十提供

 国内観光客や修学旅行生、インバウンドにも人気の京のお菓子といえば生八つ橋ですね。なかでも粒あんを三角に折った生八つ橋に包み込む 「つぶあん入り生八つ橋」を最初に考案したという「おたべ」は全国的に有名です。また美味しく見た目もカラフルで評判なのが「京ばあむ」です。

 これらの商品をヒットさせたのは、南区にある「株式会社美十」という会社。他にも様々な京の逸品を製造しています。その美十が2024年4月12日から「atelier京ばあむ」で「抹茶miniばあむ1本焼き体験」を始めます。同社広報の山盛雅美課長に伺うと、バームクーヘン作りの体験型プログラムを提供するのは初めての試みだといいます。

株式会社美十提供
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 より一層バームクーヘンを身近に感じてもらうプログラムとして用意されているのは、自宅で作るのが難しい円形のバームクーヘンを専用のオーブンで焼き上げる本格的な焼成体験です。体験用のレシピは、ばあむマイスターが、持ち帰って食べた際の食感を追求し、新たに開発されました。抹茶は、「京ばあむ」と同じ森半(天保7年創業)の京都産の宇治抹茶を使用するのだそう。

株式会社美十提供
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 京ばあむのつくり手である職人より、バームクーヘンをおいしく焼き上げるコツが伝授 されます。同体験プログラム用のコックコートやコック帽を着用し、1本の抹茶miniばあむを焼き上げる、大人も子どもも楽しめる企画となっています。もちろん、焼き上げたバームクーヘンは持って帰れますよ!

株式会社美十提供
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 「atelier京ばあむ」は、京都生まれのバームクーヘン「京ばあむ」を目で見て、触れて、味わって楽しむお菓子の館として昨年11月11日にオープンしました。京ばあむに関する展示や工場見学エリアにて職人の作業を見て学ぶこともできます。随所に、抹茶の緑色とバームクーヘンのまあるい形が施された施設内も楽しいと人気です。

■体験名:抹茶miniばあむ1本焼き体験
■体験料金:5,000円(税込)/(オーブン1台)※オーブン1台につき最大3名様(同伴の保護者含む)にて、1本のminiばあむを焼き上げていただきます。
■対象年齢:小学生以上 ※小学1~3年生は保護者の方の同伴要、小学生未満のお子様は体験室への入室はできません
■所要時間:約1時間30分(着替え・説明含む)   
 詳細はWebサイト(外部リンク)から事前申し込みしてください。

 さらにお薦めしたいのが、「とろける生八つ橋 きゃらめりぃ」です。実際食べてみましたが、キャラメルの香ばしい香りとやわらかい生地がマッチして、口の中でとろけるようです。これはめちゃ美味しい。パッケージも洋風でお洒落ですので粋なお土産にぴったりですね!

株式会社美十提供
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 洋風仕立ての生八つ橋は、衹園・花見小路にある「洋菓子ぎをんさかい」のシェフが京都ならではの新しい手土産を、という思いから、受け継いだ伝統を進化させたのだそう。北海道産生クリームとお砂糖をギリギリの粘度まで炊き上げた香り高いキャラメルを、石臼で丁寧に搗いたコシヒカリで作られた生八つ橋で包み込んであります。

 京の和菓子屋さんの新しい取り組みはワクワクしますね! 京都へお越しの際はぜひお土産にどうぞ!

「atelier京ばあむ」(外部リンク)京都市南区西九条高畠町1 075-585-3795

「生八つ橋 きゃらめりぃ」(外部リンク)京都市東山区清水2丁目211 075-551-2077

「株式会社 美十」(外部リンク)京都市南区西九条高畠町35-2

地域ニュースサイト号外NETライター(京都市)

 「YAHOO!ニュース ベストエキスパート2024 地域クリエーター部門 特別賞」を受賞 京都をこよなく愛する地域ニュースサイト号外NETの京都市担当タウンクライヤ―です。四国から大阪の元地方紙記者。観光ガイドをしながら京都時空観光案内2024(観光ガイドのための京都案内マニュアル)全19巻や「やさぐれ坊主京を創る 前田玄以の生涯」(京都文学賞一次審査通過)はじめ、京都を題材にした小説なども執筆しています。

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