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浦和レッズがヴィッセル神戸を破りリーグ3連勝 埼スタ初見参のイニエスタに活躍させず

椛沢佑一浦和フットボール通信編集長(さいたま市)

明治安田生命J1リーグ第15節、浦和レッズはホーム埼玉スタジアムで、ヴィッセル神戸を迎えての一戦となった。

ヴィッセル神戸は、元スペイン代表のMFアンドレス・イニエスタ選手が、神戸加入以来、3年連続で埼玉スタジアムでの出場がなかったが、この試合はスターティングメンバ―に名を連ねた。

試合は、神戸がイニエスタを中心としてボールを握り、ゲームの主導権を握ってゲームを進める。しかし前半は互いにゴールを割ることは出来ず、0-0で折り返した。

後半、浦和レッズがこの試合最初のチャンスをモノにする。開始早々47分に、MF汰木康也のクロスをMF田中達也がヘディングで2試合連続のゴールを決めて先制する。

試合後、田中達也選手は「ヘディングは自分でもびっくりする形でしたが、しっかり決めきることが出来たのは良かったと思います」とゴールを振り返った。

後半から投入したMF小泉佳穂、MF柴戸海が機能をして徐々に浦和レッズが主導権を握る展開となる。80分に浦和レッズが決定機。ゴール中央で受けたMF関根貴大がシュートを放つも、これは神戸のGK飯倉大樹のセーブでゴールはならなかったが、84分、ラフにゴール前に入れたボールが、FWキャスパー・ユンカーの前にこぼれると、そのまま左足を振りぬきゴールに突き刺して追加点。浦和レッズが2-0とした。試合はこのまま終了。

負けた神戸のイニエスタ選手は「負けてしまったのでチームとしては満足いかない内容だったかと思いますが、個人としては久しぶりの90分間のプレーで感覚は良かったですし、今後、さらに本来のコンディションに戻っていくためには、良い試合だったかと思います」と試合を振り返った。

浦和レッズのリカルド・ロドリゲス監督は「今日の相手は強敵だと思っていましたし、これだけのプレーを強いられるのは想像した通りになりました。難しい試合になりましたが、その中でも選手達はよくやってくれたと思います」と勝利を喜んだ。

これで浦和レッズはリーグ戦3連勝。ホーム・埼玉スタジアムでは5連勝となった。

浦和フットボール通信編集長(さいたま市)

サッカーの街と人を応援するFANZINE「浦和フットボール通信」編集長。フリーマガジンを年5回発行。ウェブサイト「浦和フットボール通信」「浦レポ」「埼玉サッカー通信」で、浦和レッズの情報から、埼玉のサッカー情報、サッカーの街の情報を発信しています。また「浦和フットボール映画祭」など、サッカーイベントなどもプロデュースしています。

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