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浦和レッズが湘南に完封勝利で今季初勝利を挙げる

椛沢佑一浦和フットボール通信編集長(さいたま市)

明治安田生命J1リーグ第3節。浦和レッズは開幕から5戦勝ち無しの状況で、ホーム埼玉スタジアムに、湘南ベルマーレを迎え入れての一戦となった。

試合は前半15分、FW江坂任が起点となりチャンスを演出。江坂がスルーパスでDF大畑歩夢に入れると、大畑が左サイドを駆け上がりグラウンダーのクロスを、中に走り込んでいた江坂に再び入れると、右足を振り抜いた。これがゴールに突き刺さり、浦和レッズが先制した。前半は、このまま終了して、1-0で浦和レッズが1点リードして折り返した。

江坂選手は「決めきれない試合が続いていたので、自分もすごく責任を感じていたので、自分のゴールで勝つことができて、ほっとしています。ゴールシーンは、左のサイドで、(大畑)歩夢とタカ(関根)と良い関係性ができていた。ショルツもいいボールを供給してくれたので、あのタイミングで自分が前を向いた瞬間に、タカはパスコースを作ってくれたし、そのパスコースに相手が食いついたので、背後が開いて、そのタイミングで歩夢もいいタイミングで走ってくれたので裏があいた。スペースの共有が4人で出来た素晴らしい崩しだったんじゃないかなと思います」とゴールシーンを振り返った。

後半、一進一退の中で時間が進み、時間が経過。浦和レッズは5連戦で疲れが見える中で、湘南が主導権を握り始めるが、86分、FW明本考浩が起点となり、左サイドのMF馬渡和彰にパスを出すと、馬渡が豪快に追加点を決めて、浦和レッズが2-0とした。試合はこのまま終了して、2-0で浦和レッズが今季初勝利を決めた。

試合後、浦和レッズのリカルド・ロドリゲス監督は「今日の試合は非常に良い試合でした。我々が難しい状況にいる中で、勝ち点3は非常に価値のある結果だと思っています。そういった部分では非常に満足しています」と、今季初勝利を喜んだ。

浦和レッズは5連戦を戦い切り、次節は13日日曜日にサガン鳥栖と戦う。

浦和フットボール通信編集長(さいたま市)

サッカーの街と人を応援するFANZINE「浦和フットボール通信」編集長。フリーマガジンを年5回発行。ウェブサイト「浦和フットボール通信」「浦レポ」「埼玉サッカー通信」で、浦和レッズの情報から、埼玉のサッカー情報、サッカーの街の情報を発信しています。また「浦和フットボール映画祭」など、サッカーイベントなどもプロデュースしています。

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