ナマステー

私の周りでは、インドカレー専門店が大好きだという人と、カレーは好きだけどなんだか腰が引けて行ったことがないという人の2種類に分かれている気がします。

この手のお店（日本人向けにアレンジしたカレーとナンのセットランチが用意されている）は、インドカレーと言いつつも、ネパール人の店員さんが多いことでも知られています。ネパールからインドに修行に行った経験のある人も多いようです。そういう背景から最近ではインド・ネパールカレー店、通称インネパカレー店と呼ばれるようになってきました。

数年前まで元静岡市民だった私は、おそらく静岡市にあるすべてのインネパカレー店に行ったのではないかと思うほどこの手のお店が好きなんです。富士市でも多くの店に行きましたが、その中でも味が良くコスパが良く店員さんの愛想も良い、初心者にも行きやすい、イチオシのお店を紹介します。

富士市長通のスバビハニさん。地図で見ると竪堀駅の北東にあります。

どんなお店？

スバビハニ（shubhabihani）はネパール語で「朝日」という意味。窓が広くて明るい店内と、店員さんたちの笑顔にぴったりな店名。お店は今年で5年目を迎えたところだそうです。

シェフはインド人とネパール人がいて、ホールの方は日本語が堪能。日本人スタッフもいます。

平日のランチタイムに行ったのですが、1人で来ている人から会社のランチ仲間、家族、恋人同士などさまざまな人で混雑していました。席数は多いので、ピークタイムでもそんなに待つことはないようです。

ランチタイムのメニュー

うわーっ、どれにしよう？と悩むラインナップですね。

インドやネパールのカレーだけでなく、タイやベトナムの料理もあります。

悩んだ結果、生春巻きのあるレディースランチにしました。

カレーの種類、カレーの辛さ、ナンの種類（またはライス）、ドリンクの種類を順番に伝えます。

レディースランチ

見た目以上にかなりのボリュームです。

スープは鶏を煮込んだトロトロのチキンスープ。

サラダはSNSで「謎ドレッシング」と呼ばれるアレが掛かっています。フレンチとサウザンアイランドを合わせてスパイスを混ぜたような美味しいドレッシングです。店オリジナルの配合だそう。

さて、生春巻きからいただきます。

しっかりと上手に巻かれているのでボロボロとこぼれることもなく、美味しく食べられました。赤いのは甘辛のスイートチリソースです。

今回はチーズナンを選択しましたが、たーーっぷりのチーズが内側に入っています。

そしてメインのカレーはキーマ（ひき肉のカレー）にしました。

他店に比べてカレーの量が多い！ これは大食いの人も大満足の量ですよ。

カレーは辛さが10段階（一部有料）で選べるので、お子さんや辛いのが苦手な人は1で注文できます。私は4のピリ辛にしましたが、だいたい一般的なレトルトカレーの辛口に相当する印象です。

日本人にも食べやすい

祖国の味をそのまま出すお店もありますが、いわゆるインネパカレー店は日本人が食べやすい味にしてある店が多いので、初めての人でもトライしやすいと思います。

インドカレーと言えばナンですが、特殊な窯（タンドリー窯）を使うので、インドの人は一般的にナンを食べることは殆どないそうです。日本に来て初めて口にする人もいるのだとか。私がずっと昔にインドに行った時も、その辺の店ではナンを見かけませんでした。ホテルのレストランでもあまり見なかった記憶があります。

インネパカレー店はナンやタンドリーチキンなどが気軽に楽しめるので、日本人はある意味インド人よりもインド料理を幅広く楽しんでいるのかも！？

パーティーのコースもあります。

また、単品メニューも充実しているので、実は1人の「ちょい飲み」にもオススメなんです。

メニューなど、詳しくはお店のウェブサイトをご覧ください。