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【富士市】乳・卵・小麦 不使用 「みんなでいっしょにたべたいおやつ 」《mito》

かぼちゃん富士山のように大きく(富士市)

食物アレルギーのある人も、みんなで同じものを食べられるように」という思いから誕生した「おやつ屋 mito」さんを紹介します。

近年、花粉症はもちろん、食物アレルギーを持つ日本人は増加傾向にあるそうです。

◼️2023年6月30日 Yahoo!ニュースの記事(共同通信)より抜粋

公立小中高校などで食物アレルギーがある児童生徒は6.3%で、少なくとも約52万6千人に上ることが30日、公益財団法人日本学校保健会が2022年度に実施した調査で分かった。

そんななか、アレルゲンの三大要素「乳・卵・小麦」を使わずに、美味しいおやつを提供する「おやつ屋 mito」さんにお話を伺ってきました。

富士市、富士宮市をはじめ、県内外のイベントにも出店されています。

四季彩堂 富士吉原店 出店時の様子
四季彩堂 富士吉原店 出店時の様子

店名の由来

「みんなで っしょに べたい やつ」の頭文字を取って、「mito」と名付けたそうです。

店主さんは元パティシエ(パティシエール)。出産を機に休職されていました。

ある日お子さんの保育参観に行ってみんなでおやつを食べる時間になった時、クラスに「乳・卵・小麦」の3つ全てにアレルギーのある子がいたのだそうです。多くの子たちが美味しそうにおやつを食べる中で、その子だけがアレルゲンの無いシンプルなおやつを教室のすみっこで食べているのを見て、なんとも寂しい気持ちになったのだそうです。

みんなと同じものを食べたいよね

「アレルゲンフリーのおやつって、見た目も白いだけ、茶色いだけというものが多くて、味気ないんです。そこで、みんなで一緒に食べられる美味しくて可愛いおやつを作ってあげたい!って思ったのがきっかけです。」とのこと。

いちから勉強し直し!

以前は菓子職人だったと言っても、小麦粉や卵を使った"普通のおやつ"しか経験がなかったので、アレルギーについて最初から勉強開始。それまで培った知識とは全く違う製法を試行錯誤して、ようやく今の商品にたどり着いたのだそうです。

そして2022年1月にお店をオープンしました。

え?すごい!美味しい!

マフィン
マフィン

早速クッキーをいただいてみたのですが、「これで乳・卵・小麦粉を使っていないの? すごい!美味しい! 」と驚きました。

ちゃんと風味があって、卵やバターを使った「普通の」クッキーと大きな差はありません。研究に研究を重ねた成果を実際に食べてみて実感しました。

見た目も美しい

そして、ご覧の通り見た目もとってもオシャレで美しいんです。

クッキーは野菜などで色付けしています
クッキーは野菜などで色付けしています

キャラメルナッツタルト
キャラメルナッツタルト

米粉の生地を使っているのでサクサクです。

ナッツ不使用のお菓子もたくさんありますので、ナッツアレルギーの方もご安心ください。

取材時にはクリスマス前だったので、とっても可愛らしいクリスマス限定マグカップ付きのクッキーが販売されていました。これも購入。

アレルゲンフリーのお菓子は徐々に増えてきていますが、アレルギーのある子供にとって「おやつを選べる」という経験ができることはとても大事ですよね。

ハーブティーも人気です

ハーブを扱うお店と協力して、オリジナルのハーブティーも誕生したところだそうです。その場で淹れていただくことも可能。

ハーブティーとクッキーとセットになった商品もあります。

ハート型のティーバッグがかわいい。

リニューアルオープン準備中!

移転準備のため、今月下旬から2月中旬頃までは通信販売もイベント販売もお休みだそうです。

この記事を読んで、「どこで買えるの?」「すぐ行きたい!」と思った方、申し訳ございません。

あと1ヶ月半、お待ちください。

これまでは予約販売が中心でしたが、2月下旬からの店舗では、その場で選んで購入できるようになるそうです。

(今後も引き続きイベント出店もあります)

◆移転後オープンの詳細が決定したらここに追記します。

【おやつ屋 mito】みんなでいっしょにたべたいおやつ

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富士山のように大きく(富士市)

静岡市生まれ。富士市に住んで5年目ですが、子供の頃からご縁のある地域です。 グルメやちょっと面白いお店、イベントなど、幅広くご紹介していこうと思います。

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