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【富士市】広島の「お好み村」で30年の名店が富士市に!《久ちゃん》

かぼちゃん富士山のように大きく(富士市)

広島の「お好み村」をご存知ですか?

ビルの2〜4階全てがお好み焼きの店で埋め尽くされているんです!

広島駅の周辺にはそういう屋台村のようなビルが3ヶ所あり、観光客はもちろん地元の方にも愛される場所です。

広島観光に行ったことがあれば、「ああ、あそこね!」と思い出す方も多いのではないでしょうか。

その3つのビルの中のひとつ、「お好み村」で30年の歴史を持つ「久ちゃん(きゅうちゃん)」が2021年3月に富士市に移転して、もうすぐ3年になるそうです。

(富士市柚木338-12)

今回はYahoo!ニュース エキスパート仲間のPillon(ピヨン)さんと一緒に行ってきました。

なぜ広島から富士市に?

2020年はコロナ禍で、広島市にも観光客が途絶えてしまった頃。

そんな時に、店主さんの娘さん夫妻は富士市に転勤が決まったそうです。お客さんがほとんど来ない時期だったこともあり、思い切って長めの休暇をとって富士山を見に富士市に来られたのが縁の始まり。

そこで雄大な富士山に魅せられ、「どうせなら新天地でお好み焼き屋をやってみよう、娘夫婦にも会えるし!」と、翌年の2021年に開業されたのだそうです。思い切りが早い!

富士市には転勤族が多く、広島出身の住民も結構いるそうで、本格的な広島のお好み焼き屋が移転してきたと口コミが広がり、瞬く間に人気店となりました。

そしてもうすぐ3周年です。

移転後に初孫も誕生したそうで、頻繁に会えて嬉しいと、おじいちゃんの顔を見せてくださいました。移転は良い選択でしたね!

店内はカープの赤一色!

選手のサインやユニフォーム、応援グッズなどで埋め尽くされています。

店内にはテレビが何台もあって、試合の時にはたくさんの人が集まることが伺えます。

メニューはこちら

基本の「そば肉玉」が790円から。

ピヨンさんがそば肉玉、私は広島ならではの「牡蠣スペシャル」を注文しました。

手際の良さに惚れ惚れ

大阪のお好み焼きとは違い、広島のお好み焼きは、生地を薄くクレープの皮のように焼きます。

その上にてんこ盛りのキャベツともやしが乗ります。

ひっくり返して蒸す。皮が蓋の役目をするんですね。

しばらくしたら、麺の上にこれを乗せます。

最初の3分の1くらいの厚みになりました。

手際の良さはさすが30年の歴史。夫婦お二人のリズムがあるんだなあ。

カンカンカンと小気味よい音が響きます。

ソースを塗って、目玉焼きと牡蠣を乗せて、はい完成。

ピヨンさんの注文
ピヨンさんの注文

そば肉玉790円 + ねぎかけ120円

かぼちゃんの注文
かぼちゃんの注文

牡蠣スペシャル 1400円

大粒でプリップリの牡蠣です。火を通してもこの大粒サイズ!

トロトロの卵の黄身と相性抜群です。

箸で食べてもいいけどコテで食べるのがおすすめですよ、と教えていただきました。

箸で食べるとそれぞれがバラバラになってしまうけれど、コテを使えば全ての食材を一度に口に入れられるからという理由だそうです。

なるほど、この方が確かに美味しい!

鉄板の席ではそのまま熱々でいただけます。

1人でもグループでも入りやすいお店です。

ごちそうさまでした。

また行きます!

金曜の夜と土日は電話でのご予約をお勧めします

【広島お好み焼き 久ちゃん】
富士市柚木338-12
電話:0545-87-0545
営業時間 11:00~14:00 / 17:00〜21:30
定休日:火曜日
instagram @okonomiyaki.kyuchan

駐車場のご案内

富士山のように大きく(富士市)

静岡市生まれ。富士市に住んで5年目ですが、子供の頃からご縁のある地域です。 グルメやちょっと面白いお店、イベントなど、幅広くご紹介していこうと思います。

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