市外からもお客さんが訪れる人気スリランカカレー店『タンバパンニ富士』さんが12月5日にリニューアルオープンしたとのことで、早速行ってきました。

店主さんのスリランカへの帰省に伴った小規模リニューアルですが、以前よりも内装が明るくなり、更に洗練されたようです。

2周年おめでとうございます

タンバパンニ富士は、富士市鮫島のイオンタウン富士南の西側出口から200mの場所にあります。

来日19年目のスリランカ人夫婦が営むお店で、今月で2周年を迎えたところだそうです。

毎週日曜日はランチビュッフェ

毎週日曜日のランチビュッフェ（11〜15時）が特に人気です。

日本人もスリランカ人もたくさん訪れて、朝から賑わっています。

ビュッフェの内容は毎回異なるので、毎週行っても楽しめますよ。

価格は1700円（税込）です。

こちらは2023年12月10日のメニュー

この日はカレー3種類、お惣菜3種類、サラダ3種類、パパダン（豆のせんべい）、イエローライス、ストリングホッパー／イディアッパー（米粉の素麺を蒸したもの）、デザート、あま〜いミルクコーヒー。

※テンパードというのは炒め物という意味です。

◆ランチビュッフェの内容は、数日前になるとinstagramにアップされます。

右はカボチャカレー。

左はアンバレラ（Ambarella）という東南アジアの果実を使った炒め煮。こういう日本人に馴染みのない食材に出会える楽しみもあります。

水菜のサンバルとカレーを混ぜて食べるとさっぱりして美味しい！

二杯目は気に入ったナスモージュを中心におかわり。

ナスモージュは揚げナスの和え物で、日本人にも馴染みのある味付けです。

1700円はお得！

平日のランチやディナーは1000〜1200円くらいですが、見ているとみなさん2〜4杯はおかわりしているので、コーヒーやデザートも付いて1700円はお得ですね。

日曜日は特に日本人のお客さんが増えるようです。スリランカカレーが初めての方は、まずは日曜日のバイキングに訪れて様々な味に触れてみるのも良さそうですね。

ランチビュッフェでは誰でも食べられるように辛さを控えめにしてあるので、辛いものが苦手な方も食べやすいですよ。

日本と同じ出汁の食文化

スリランカのカレーは野菜が何種類も使われています。油をほとんど使わず消化に良い食材ばかりでとてもヘルシー。しかもカレーの多くは鰹節によく似たモルディブフィッシュという魚から取った出汁をふんだんに使っているので、日本人の口にも合うんです。

インドカレーのようにパンチの効いたスパイシーなカレーっぽさもあるのと同時に、日本のお蕎麦屋さんのカレーのような魚の出汁の旨味とまろやかさも持っている。そんな不思議な組み合わせがスリランカカレーなんです。

スリランカカレーは温度が低い！

手で食べる習慣があるのと、熱すぎたり冷たすぎたりする食べ物は体に良くないというアーユルヴェーダの考え方から、スリランカカレーの温度はかなりぬるめです。

熱々の食べ物を好む日本人にとっては最初は慣れない温度ですが、これも異文化学習と思って食べ進めてみてください。だんだんと慣れてくると、食材の味がよくわかるし、やはりその温度で食べるのが美味しいように味付けされていることがわかります。（お願いすれば電子レンジで温めてくれます）

手で食べてみて！

できれば一度は右手を使って食べることに挑戦してみてください。4本の指をスプーンのようにして、親指でぐっと口の中に押し込むようにして食べます。

不思議とスプーンで食べる時よりも、食材の味や食感が深く感じられるようになりますよ。

通常メニューもリニューアル予定

2周年を機にビュッフェ以外の通常メニューも今後少しずつリニューアル予定だそうです。

楽しみですね！