先日、スパムむすびカフェ＆バーのChammyさんを紹介しました。
◆【富士市】スパムむすびカフェバーの《chammy》にお弁当が登場します！◆

そのChammyさんの店舗では食事ができる場所としてコンテナが活用されているのですが、さらに奥を見たらもう1台コンテナがあります。

「あちらはスクールとして使用しているんですよ」と店員さんに教えていただきました。

時間貸しで〇〇講座を開けるんです

「時間貸しで、これまで韓国語教室、ネイル教室、メイク教室、プログラミングスクールなどが開催されているんです」とのこと。

それは面白い！というわけで、今回はキッズプログラミングスクールの日に取材に行ってきました。

小学生対象プログラミングスクール CodeCampKIDS

《生徒募集中》

小学生向けのプログラミングスクール「CodeCampKIDS 富士校」の見学をさせていただきました。

この日は小学5年生の生徒さんたちが、マウスを器用に動かしながらイラストを描いていました。

MIT（マサチューセッツ工科大学）メディアラボが開発した「Scratch Jr」というソフトウェアを使ってプログラミングを学んでいるそうです。

紙芝居ならぬ＂タブレット芝居＂の時代到来！

紙芝居を作った時の画面を見せていただきました。

イラストを描くところから始めるのは昔ながらの紙芝居と同じですが、画面をクリックすると文字や音が飛び出したり、選択肢によって言葉が変化したりと、今時の紙芝居…いや、タブレット芝居は凝っていますね！

RPG(ロールプレイングゲーム)を作っているようなものですが、子供たちは難しいコードを必要としない専用ソフトウェアを使用しているので、直感的にどんどんとストーリーを作り上げていきます。

もう少し大きくなって難しい技術を習得した頃に、「あの時にやっていたのはこれだったのか！と気付く時が訪れるかもしれませんね。それもまた自信につながることでしょう。

パソコン技能を学ぶだけじゃないんです

「プログラミングを学ぶうえで大事なのはコンピュータの知識だけではありません。何よりも、想像力と創造力、そして人に伝えられる力を身に付けることが重要なんです。」と先生は力説していました。

コンピュータを通して、情報を使いこなすための基礎力を身に付けさせるスクールなんですね。

「塩ラーメン」についてプレゼンテーション！

先日、『大好きな塩ラーメンについて調べたことを、パワーポイントを使ってプレゼンする』という課題が出されたそうで、その発表を見せていただきました。

塩ラーメンの歴史・調理方法・人気店のランキングなどが5分ほどの長さにまとめられていました。写真が豊富で見やすく、細かい情報までよく調べられていて、私も初めて知ったことが多く、勉強になりました。

何よりびっくりしたのは、先生は「塩ラーメンについて調べて発表してね」と言っただけで、構成も写真の配置も文章も、全てを5年生の子が自力でやったのだそうです。小5でパワポが使いこなせるだなんて、かっこいい！ おばちゃんビックリ！

小学生の頃からこういう経験をしておけば、大人になった時にさまざまなスキルとして開花することでしょう。この子達の将来が楽しみです。

講座を開いてみませんか？ 講師募集中

コンテナを利用したスクールと「カフェchammy」は、富士市厚原にある株式会社INBが運営しています。

株式会社INBは建設用資材の運搬・輸送、管理をおこなう会社なのですが、このプログラミングスクールではそのINBの専務さんが講師を務めていらっしゃいます。

先生自身が社会人になってからコンピュータのスキル習得にかなり苦労をしたことと、専務として従業員の人材育成に努力してきた経験を何かに活かせたら、と思って始めたのだそうです。知識が豊富でお話がとても面白く、人間的魅力に溢れる人でした。子供たちも先生に懐いているのがよくわかります。次世代の子供達の育成に並々ならぬ熱意を感じました。

このコンテナスクールでは、単発や週に一度、月に一度など、講座を開きたい方も募集中です。

「講座を開きたいけれど、場所がない」「まだ独立する自信はない」「副業でやってみたい」「自宅は市街地から遠いので生徒を呼ぶのが難しい」というような方にはぴったりなレンタルスペースです！

過去には韓国語教室、ネイル教室、メイク教室、占いのイベントなどが開かれたそうです。