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【唐津市】2月11日は恒例灰ふりまつり 県内屈指の厄除け神社の厄落としで無病息災祈願〈湊疫神宮〉

花伝-カデン-地域情報発信ライター(唐津市・玄海町)

唐津市重要文化財に指定されている、肥前鳥居と狛犬を見られるのもこちらの神社毎年恒例の唐津市湊町の湊疫神宮(湊八坂神社)灰ふりまつりが2024年2月11日(日・祝)も行われます。

湊疫神宮は通称「厄神(やくじん)さん」とも呼ばれ、県内屈指の厄払いの神社として有名です。

灰振り祭りは、数え年で41になった前厄の「湊厄年会」男性の皆さんが、こちらの神社入口付近で参拝者の皆さんの足に、灰を振ってくれる灰ふりが特徴。灰を振りかけてもらうと無病息災で1年を過ごせると言われていますよ。

厄年とは、体調や環境に災いが起こりやすいとされている年のこと。結婚や引っ越しなどは、できるだけ避けたほうが良い行動として挙げられることがあります。普段は静かな湊疫神宮ですが、毎年この日は、朝から厄を払ってもらおうと多くの人が訪れ、屋台もでます。

本厄は女性に4回、男性に3回訪れるそう。本厄の年齢は、現在の年齢ではなく、数え年で見てくださいね。通常使われている生まれ年(満年齢)とは、生まれた年を0歳とし、誕生日を迎えるごとに1歳年をとるとする数え方。一方、数え年は生まれた日を1歳とし、元旦を迎えるごとに1歳足していきます。そのため本厄を見る場合は、満年齢+1歳と考えます。ただ、早生まれの方が誕生日前に見る場合は、満年齢+2歳になるのでご注意を。

今年の男女別の本厄の年齢と、厄年の年齢はこちら。年齢は数え年、カッコ内は令和6年においての生まれ年と干支を表しています。。

【女性】(※は大厄)
●前厄
18歳(平成19年生/いのしし)
32歳(平成5年生/とり)
36歳(平成元年生/へび)
60歳(昭和40年/へび)

●本厄
19歳(平成18年生/いぬ)
33歳※(平成4年生/さる)
37歳(昭和63年生/たつ)
61歳(昭和39年生/たつ)

●後厄
20歳(平成17年生/とり)
34歳(平成3年生/ひつじ)
38歳(昭和62年生/うさぎ)
62歳(昭和38年生/うさぎ)

【男性】(※は大厄)
●前厄
24歳(平成13年生/へび)
41歳(昭和59年生/ねずみ)
60歳(昭和40年生/へび)
●本厄
25歳(平成12年生/たつ)
42歳※(昭和58年生/いのしし)
61歳(昭和39年生/たつ)

●後厄
26歳(平成11年生/うさぎ)
43歳(昭和57年生/いぬ)
62歳(昭和38年生/うさぎ)

また、自分の生まれ星が方位盤の中央に位置し、他の八つの星が全ての方向を遮り、出口がない状態を八方塞がりといい、これ該当する年は、方位除けの祈願を受けることで、八方塞がりを祓い、除けることができます。八方塞がりに該当するのはこちら。

●令和6年八方除け(八方塞り)
91歳(昭和9年生/いぬ)
82歳(昭和18年生/ひつじ)
73歳(昭和27年生/たつ)
64歳(昭和36年生/うし)
55歳(昭和45年生/ひつじ)
37歳(昭和63年生/たつ)
28歳(平成9年生/うし)
19歳(平成18年生/いぬ)
10歳(平成27年生/ひつじ)
1歳(令和6年生/たつ)

唐津市重要文化財に指定されている、肥前鳥居と狛犬を見られます。

美しく飾られた手水舎。

気の持ちようではありますが、神社で厄払いを受けることで、厄への不安が和らぐかもしれません。

石に息をかけて投げつけることで厄払いする厄割玉 (初穂料300円)の案内ポスター。

昨年我が家が購入した真木の灰(清めの灰)(初穂料500円)。持ち帰って、ご家族の身体や車をお清したり、敷地の四隅や玄関に撒いて土地・建物をお清めします。マンション等ならベランダ・玄関の両端に撒いて清めてください。残った灰は神棚や玄関に祀ります。

ぜひ厄神さんの灰ふりまつりで御祈願を受けてみられてはいかがでしょうか。

●イベント情報●
灰ふりまつり(新春大祈願祭)
日時:2024年2月11日(日・祝)7:00~19:00(随時受付)
場所:湊疫神宮
住所:唐津市湊町950-1(七ツ釜手前)
大祭日臨時駐車場:湊小・中学校グラウンド
電話:0955-79-0216

地域情報発信ライター(唐津市・玄海町)

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