夏の車中泊にポータブル冷蔵庫は必要なの?#20
24時間営業のコンビニや夜遅くまでOPENしているお店はあるのでいつでも買い物が出来ると思うかもしれませんが、山間部などを走行していると、必要な時にお店がないのです。遠出する時は常に食材や飲み物をストックしておくのですが、熱気がこもる車内にそのまま置いておくのは食中毒の原因となりそうで不安だったのと、冷えた飲み物が常に手元にあると助かるので車載冷蔵庫を購入しました。
以前はクーラーボックスを使用していたので、替えて良かった点などをお伝えしようと思います。
ポータブル冷蔵庫25L
私たちが購入したのは、『EENOUR(イーノウ)』車載冷蔵冷凍庫25Lです。マイナス20度から10度まで1度単位で設定でき、氷やアイスも入れる事ができます。私たちはマイナス3度から0度(季節により変更)に設定し冷蔵庫として生鮮食品や飲み物を入れています
給電は、長距離走行する時は車シガーソケットに繋ぎ、日中車を離れる時はポータブル電源に切り替え、就寝中はOFFにしています。保冷もしっかりしてくれるので数時間電源を切っていても庫内は冷えたままです。
良かった所
以前クーラーボックスを使用していた時は、1日経つと保冷力が無くなってしまいました。そして保冷剤が嵩張ります。
しかし、ポータブル冷蔵庫はその心配がありません。だから生肉なども腐食の心配なく持てるようになりました。家庭用冷蔵庫と同じような感覚で食材を持ち運べるので、買い物が出来なくて焦ることも無くなります。そして料理の幅も広がります。
また庫内にライトが設置されているので、暗い場所でも中が見やすく物をすぐに取り出す事が出来ます。これはキャンプ場など暗い場所で使う時に便利ですよ。そして天板がフラットになっているので、ちょっとしたテーブルにもなります
持ち運びに関しては、持ち手が付いているおかげで女性でも楽に運べます。中に物が入っている場合は2人で運びます。
私たちの使い方で消費電力は、3W〜65W。
あまりやらないですが、ポータブル電源500Wh(135,200mAh)に繋ぎっぱなしにして15時間くらいは余裕で使えます。
不満に思った所
1つ目は大きさです。コンパクトとはいっても、それなりの大きさがあるので置き場所は選ぶかもしれません。私たちも今の置き場に落ち着くまではいろいろな場所で試してきました。使い勝手が良い所が求めてまたすぐに変わるかもしれません(笑)
2つ目は冷蔵庫か、冷凍庫どちらかの設定でしか使え無いことです。庫内が2つに分かれているといっても1つはとても小さいのであまり入らないのです。
3つ目は電力が必要なこと。使い方によってはポータブル電源を購入する必要がある為、その分出費がかかるかもしれません。
4つ目は処分方法が面倒です。イーノウだけでなく車載冷蔵庫全般に言えることですが、家電リサイクル法の対象になるのでリサイクル料金がかかります。手放すことを考え始めたら壊れる前に、ヤフオクなどを利用し売るのもいいかもしれませんね。
また、私たちがよく利用するリサイクルショップでは壊れていなくても買い取りも無料の引き取りもしていないようで、逆にお金を支払わなければいけないと言われました。その場合は自分でリサイクル料金を支払って処分した方が安いかもしれないのでよく調べてから手放しましょう。試しに買ってみようと思っても、処分が面倒なのでよく検討してみてください。
KAGARIBI ゆか