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テントは要らない。キャンプを始めるなら車中泊キャンプが良い理由#27

KAGARIBI八ヶ岳南麓で夫婦セルフビルド生活

密にならない遊びという事で、より一層とキャンプへの関心が高まっていますね。自然の中でいつもと違うことをして新しい刺激を感じるのも良いし、外で食べるご飯は何でも美味しいものです。

皆さんは、初めてキャンプをした時に、まず始めに何を用意しましたか?また、これから始めたいと思っている方は、何を想像しますか?

焚き火台・BBQコンロ・寝袋・テント…

色々、あるかと思います。しかし、初めてのキャンプで全ての道具を揃えるのはかなり大変ですよね。そこで今回は少しでも手軽にキャンプが始められるように、テントがなくてもキャンプを楽しむ方法をご紹介します。

テントは後回しでOK

わたしはキャンプと言えば、テントだと思っていました。外との境界が曖昧な布一枚の空間で過ごすのは最初はドキドキして不安でしたが、だんだんと慣れてくると楽しいものです。

しかしバンライフをするようになってからは、キャンプ場へ行ってもテントを張らない事が多くなりました。

車と連結する事でプライベートな空間が広々確保できます
車と連結する事でプライベートな空間が広々確保できます

テントを張らないだけなので、焚き火をしたり、タープを張って外で過ごすことは今までと変わりません。むしろ、テント設営がなくなった分遊ぶ時間や焚き火を楽しむ時間が増えます。

これから、キャンプを始めたい方はぜひ車中泊キャンプも検討してみてください。キャンプを始めてみて、「面白い・続けて行けそう」と思ったら、テントなどを購入しても良いのではないでしょうか。

テントの設営は時間がかかったり、強風のときは気を付けることが多いですが、どこに、どんな向きでテントを建てるか考えたり、レイアウトを毎回変えてみるという楽しみもあります。テントはテントで車中泊とは違う楽しみもありますよ。

車中泊キャンプをする時の注意点と利点

手軽に出来る車中泊キャンプですが、注意すべき点はあります。キャンプ場を選ぶときはオートキャンプ場などサイトへ車の乗り入れが出来る所を探しましょう。

そしてキャンプ場では、車のエンジンを切るのがマナーです。なので夏場はエアコンがない車内では閉め切っていると灼熱地獄のよう。そこで窓やドアを開けて換気を行うのですが、道の駅などの駐車場とは違いキャンプ場ではドアをフルオープンにしていてもあまり人の目が気にならないのが良い所です。

リアドアを開けると気持ちいい風が通り抜けます
リアドアを開けると気持ちいい風が通り抜けます

虫が気になるという方は網戸を設置すると良いと思います。各車に合った網戸が販売されていますので、探してみてください。私たちの網戸情報は#6のブログをご覧ください。

私たちは、暑い時は網戸と扇風機や換気扇を利用し、寒い時は閉め切って小さな温風機を使用し、いつでも快適に過ごせるようにしています。

また、しっかり休息を摂るためには目隠しをして車内を見えなくすることも大切です。しっかり窓を覆う事でプライバシーを確保したり、外灯や朝日の眩しさを防ぐ事も出来ます。

遮光カーテンを使用しているので、閉め切ると日中でも暗いです
遮光カーテンを使用しているので、閉め切ると日中でも暗いです

そして、もっとも大事なのが寝床の確保です。寝具も大切ですが、やはり一番はフラットであるかどうかです。ただ、シートを倒しただけの状態ではボコボコしていたり、足が下になってしまうので浮腫がでてしっかり休めません。起きた時に体が痛かったりだるかったりするかもしれません。翌日も元気に過ごすために、なるべくフルフラットの状態で睡眠を摂る事が大事なのです。ハイエースはベッドキットがあるのですぐにフラットになりますが、軽自動車のフレアクロスオーバーは空間ができたりボコボコしてしまうので、足元にBOXを置いたり厚みのあるエアマットを利用して平らになるように工夫して快適な寝床を作っています。

それから、車を利用するので強風や雨で問題ないですし、なにより就寝中は鍵をかけられるという事が大きいですね。安心感が違います。

キャンプとなると少し準備は必要になってしまいますが、それもまた楽しみの一つですのでぜひ、初めてみてください。私みたいにインドア派でもハマるかもしれませんよ。

KAGARIBI ゆか

八ヶ岳南麓で夫婦セルフビルド生活

ハイエースに寝泊りしながらキャンプ場開拓を目指していましたが、とある理由でキャンプ場経営を断念。 今は山梨県の山の土地を購入し、自分達の家をセルフビルド中! 開拓を通して『自分で生きる力』を身につけ、自給自足生活を目指して第二の人生へ向けて挑戦していきます。

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