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北杜市でお花見。宇宙桜と日本最古の桜【その1】#46

KAGARIBI八ヶ岳南麓で夫婦セルフビルド生活

4月に入り、ようやく北杜市も暖かくなってきました。開拓ネタばかりを記事にするのではなく、今回は僕たちの移住してきた「北杜市」の観光スポットのご紹介をしたいと思います。

春といえばお花見。開拓地の近くでいくつか桜のスポットに足を運んでみました。

宇宙にいった桜と、日本最古の桜

まず一つめにご紹介するのは、北杜市の武川町にある実相寺境内にある、樹齢2000年とも言われる日本三代桜の一つエドヒガンザクラです。この桜は「山高神代桜(ジンダイザクラ)」といって樹高10.3m、根元・幹回り11.8mにもなる巨木としてそびえ立っています。

樹齢2000年の最古の桜
樹齢2000年の最古の桜

樹を支えるための支柱が随所に設置させれており、圧巻の光景です。特に幹回りがその樹齢の長さを物語っていました。

幾度の災害を乗り越え、それでもなお咲き続ける
幾度の災害を乗り越え、それでもなお咲き続ける

最も大きかった時は12mにも及んだそうですが、度重なる災害にも見舞われ現在の高さになっているそうです。とはいえ、幹をみてもその生命の力強さを感じる桜でした。

宇宙空間で8カ月過ごした宇宙桜

また、この場所には「宇宙に旅立った桜」も植樹されています。

この神代桜の種は2008年11月にスペースシャトル・エンデバー号に乗り、国際宇宙ステーション日本実験棟「きぼう」に向けて旅立ちました。

種は、約8ヶ月間の間、無重力の空間を旅行し、2009年7月に宇宙飛行士・若田光一さんと共に地球に帰還し、その中から2粒だけ発芽したそうです。今では花を咲かせるまでに成長しています。

ここまで成長しています
ここまで成長しています

桜の花びらが通常が5枚なのだそうですが、ごく稀に6つに分かれているものもあるそうです。ぜひ見学に行った際は探してみてくださいね。

2000m級の山々を背景に咲き誇る桜と水仙

ここの桜スポットは日本最古の桜と宇宙桜だけではありません。

ワイドに見ても、非常に楽しめる場所となっています。境内にはエドヒガンザクラの他にソメイヨシノ30本、ラッパ水仙が8万本植えられています。その景色を撮影しようと撮影場所を探していたところ、まさに圧巻の光景がありました。

見事な景色でした
見事な景色でした

まだ雪を積もらせたままの南アルプスを背景に色鮮やかな花が咲き乱れる絶好の撮影ポイントです。

太陽のゴーストと青空に流れる雲
太陽のゴーストと青空に流れる雲

色んなアングルから撮影しても絵になる場所でした。

開花時期は臨時駐車場(500円)もあり、出店なども出ていて賑わっています。開拓地の近くにこんな場所があるのも楽しみの一つとなりました。

KAGARIBI けい

〜プロフィール〜

最初から最後まで桜を撮り続ける、 夫けい。

後半から花より団子になる、 妻ゆか。山林を購入してセルフビルドを楽しんでいます。

YouTubeチャンネルもぜひご覧ください。「KAGARIBI」

八ヶ岳南麓で夫婦セルフビルド生活

ハイエースに寝泊りしながらキャンプ場開拓を目指していましたが、とある理由でキャンプ場経営を断念。 今は山梨県の山の土地を購入し、自分達の家をセルフビルド中! 開拓を通して『自分で生きる力』を身につけ、自給自足生活を目指して第二の人生へ向けて挑戦していきます。

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