【市原市】絵本の世界に入って動物を探してジェラートを食べて来ました。ピンバッジのガチャガチャも。
「ミロコマチコ いきものたちはわたしのかがみ」は現在市原湖畔美術館で開催されている絵本作家で画家のミロコマチコさんの展覧会です。
ミロコマチコさんの魅力満載の展覧会で、絵本の世界に迷い込んだようなインスタレーションから、画家としての作品などが展示されています。
躍動感のある絵をキャンパスいっぱに描く彼女の絵は、本の装丁家泣かせという。
なぜ装丁家泣かせなのか、会場の様子などとともに紹介しますね。
湖畔美術館で入り口にあたるここに描かれるのは、企画展のタイトルと作品イメージです。
原色をふんだんに使いダイナミックな画風のミロコマチコさんですが、あえての線画からもその作風を感じることができます。
そのタイトルの手前のホールでは、「あっちの耳、こっちの目(クマのおはなし)」のクマが出迎えてくれます。
クマが引っ張っているのは絵本です。
物語も展示してあるのでぜひ読んで下さい。
こちらは同じタイトルの「あっちの耳、こっちの目(カモシカのおはなし)」
こちらの物語も展示してありますのでぜひ読んで下さい。
この2つの作品は2016年と2018年に参加した山形ビエンナーレに出品した作品です。
「海を混ぜるⅤ」
2022年3月に行ったライヴペインティングの作品。
ミュージシャンの即興演奏とともに描きあげた作品です。
その時の映像が多目的ホール前のモニターで流れていますのでこちらで観ることができます。
「海を混ぜるⅥ」
今回もオープニングイベントとしてライヴペインティングを行い、その時の作品が展示されています。
こちらはいろんな小説のカバー画の作品です。
もしかしたら目にしたことがあるものもあるかもしれませんね。
デパートのイベント限定パッケージのデザイン。
上の絵が紙袋になるとこんな感じになります。
こちらも目にしたことのある方、いらっしゃるんじゃないでしょうか。
こちら月刊誌の「味の手帖」
ミロコマチコさんはこの雑誌の表紙を描いているのですが、彼女は紙面全部を使って描くので余白がなく、タイトルや号数、特集記事の内容などを配置する装丁家を泣かせているそうです。
他の作品を観るとなるほどそれぞれのモチーフがキャンパスいっぱいに描かれています。
絵本作家としてデビューしたミロコマチコさんの他の作品も紹介しますね。
絵本「ドクルジン」
絵本「まっくらやみのまっくろ」
絵本「けもののにおいがしてきたぞ」
地下の展示室には中に入れる作品が展示されています。
ぜひ、中を歩いて絵本の世界に浸ってください。
大きな絵と、小さな作品がたくさん詰まっているコーナーですのでゆっくりと観て欲しい作品です。
その他にも多くの作品が展示されていますのでぜひ美術館に足を運んで観ていただければと思います。
もちろん、新作もありますよ。
そして、展示室のあちこちに小さな動物が描かれていますのでこちらも探してみてください。
全部で9匹います。ちなみにコウモリは2か所にいますよ。
小さな動物を探すのに夢中になって、作品を観るのを忘れないでくださいね。
作品鑑賞後はミロコマチコさんのグッズを販売しているショップに寄っていただき、気に入るものがありましたら記念に購入してください。
そして、ショップの奥にはピンバッジのガチャガチャ(500円)があります。
なんと全部で19種類もあります。
こちらもぜひ挑戦してみてください。
2回まわして出てきたのはこちら。ゴリラとトラです。
トラ、顔を見てもらえたらトラということがわかると思います。
この日はとても暑かったので美術館の敷地内にある「PIZZEREA BOSSO」で山桃のジェラート(390円)を食べました。
美味しいんですよねぇ。
鑑賞後にぜひ立ち寄ってください。
ミロコマチコ いきものたちはわたしのかがみ
開催場所:市原湖畔美術館
住 所:千葉県市原市不入 75-1
電 話:0436-98-1525
開催期間:2022年7月16日~9月25日
開催時間:平日 10:00~17:00
土・祝前日 9:30~19:00
日・祝日 9:30~18:00
休館日 :月(祝日の場合は翌平日)
入館料 :一般1,000(800)円(団体)
大学生・65才以上800(600)円(団体)
中学生以下無料
障害者手帳をお持ちの方及び介添者1人無料
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