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運動苦手の人に試して欲しい!メリットしかない内ももエクササイズ

上村ゆい身体が硬めのヨガインストラクター

日常生活の中で、意識して使われることのない内ももの筋肉。
内ももの筋肉が衰えることで、さまざまな体への影響が起こります。

お家で簡単にできる内ももトレーニングをご紹介します。

内転筋群の役割

内もものことを「内転筋群」と呼びます。大内転筋(だいないてんきん)、長内転筋(ちょうないてんきん)、短内転筋(たんないてんきん)、薄筋(はっきん)、恥骨筋(ちこつきん)という5種類の筋肉から構成されており、股関節を内向きに回転させるはたらきがあります。

特に立ち姿勢のときに作用する筋肉で、内転筋群が衰えることで体幹が不安定になり、片脚立ちの際に姿勢が崩れやすくなります。

イラストAC
イラストAC

イラストを見てください。内転筋群は、下から骨盤を支えている筋肉なので、衰えることでO脚やX脚になってしまいます。

イラストAC
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姿勢に影響を与えひざの負担になるだけでなく、脚のむくみや下腹部ぽっこりにもなってしまうので、積極的に鍛えていきたい筋肉の一つです。

内転筋群トレーニング

寝ながら手軽に鍛えることのできる内転筋群トレーニングです。

①横向きになり下の手は耳の下に置き伸ばし、上の手は胸の前の床に置きます。下の脚は伸ばし、上の脚はひざを軽く90度に曲げて手前の床に下ろしましょう。

photo by YUI
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②ゆっくりと下の脚を床から離してあげていきましょう。足のつま先はピンと伸ばした状態で行ってください。内ももの筋肉がギュッと縮まります。

photo by YUI
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③こちらの動きを5〜10回ほど繰り返します。

④次の動きにうつります。下の手のひじを立て、上体を軽く起こします。

photo by YUI
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⑤上の脚を天井方向へあげていきます。足の指先はピンと伸ばした状態で行いましょう。内ももの筋肉を伸ばせるだけ伸ばしましょう。なるべく真上にあげるように意識をしましょう。6

photo by YUI
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⑥こちらの動きも5〜10回行いましょう。終わったら、反対側も同様に行っていきます。

筋肉は鍛えるだけでも緩めるだけでもダメです。縮めて伸ばしてを繰り返していきましょう!

動画で確認をしたい方はこちら

身体が硬めのヨガインストラクター

「ヨガインストラクター×ヨガライター」鹿児島のさまざまな場所へ出向く、出張ヨガレッスンがメイン。自身の身体が硬い経験を活かし、ヨガ記事や初心者でも行いやすい動画もYouTubeで定期的に公開をしている。元美容部員。食生活アドバイザーの資格も保有。

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