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棒人間でシンプル簡単!文化祭イラスト〜文化祭全般に使える準備バージョン〜

カモイラストレーター

ボールペンとマーカーで簡単に描ける文化祭イラストをご紹介します。
文化祭の出し物には模擬店、展示、イベント、お化け屋敷…などいろいろあるので表現を絞るのが難しいですが、今回はどの場面にも使いやすい“文化祭の準備”で表現します。
パンフレットや、アイコン、ちょっとしたアイキャッチにどうぞ!

人物は簡単な“棒人間”で描きます。
かわいい棒人間の基本の描き方は丸い頭と丸い体。手足は線で表現します。
※詳しい棒人間の描き方はこちらをご覧ください→かわいい棒人間の描き方

1)両手をあげてバンザイのポーズ。
2)体の上に重ねて足を描くか描かないかで、人物の足の動きが変わります。
 左:重ねて足を描いて、右足を前に出しているように
 右:重ねずに足を描いて、左足を前に出しているように
 二人以上いるときは動きをバラバラにするとそれぞれの動きが出て◎。
3)左:頭に線を入れ、後ろに三角を2つ。タオルなどを巻いているように見えます。

4)二人の手の後ろに大きな四角を描いて、看板などを運んでいるように。
5)周りに「かなづち」や「はけ」など準備の道具を散らしても文化祭の雰囲気が出ます。

6)周りにマーカーでペンキを散らしたように元気よくギザギザ。
ギザギザはサイズや形をアンバランスにすると勢いが表現できます。ボールペンの線の上に重なってもOK!
7)顔や体にもペンキをつけて準備を頑張っている感じに。

文化祭準備の小道具と飾り文字

●かなづち:長い四角+短い四角。釘をセットで描いても◎
●はけ:持ち手は逆さにしたTのような形。毛の部分を少し描いて、先端にペンキをたっぷり。
●ペンキ:缶に入ったペンキ。溢れるペンキを描いて、缶と持ち手をプラス。
●飾り文字:マーカーで文字を書き、その周りをボールペンで縁取ります。

以上、『文化祭イラスト』準備Ver.でした。

文字や周りの小物を変えると他の場面にも応用できます。
お試しください。

<使用画材>
・ボールペン:サラサクリップ(ゼブラ) 茶0.5mm
・マーカー:マイルドライナー(ゼブラ)コーラルピンク、シトラスグリーン、ブルー

イラストレーター

雑誌や広告、キャラクター等のイラストの他、書籍の執筆・監修や、ボールペンイラストの講師として国内外のテレビ・イベントでも活動中。著書に『カモさんのボールペンイラスト』(NHK出版)他多数。

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