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超人気のチーズケーキ店【Mr. CHEESECAKE】の3種のチーズケーキが堪能できるアソートを実食

かなざわチーズケーキマニア・チーズスイーツマニア

チーズケーキを専門に販売するミスターチーズケーキの3種類のチーズケーキがセットになっている「Mr. CHEESECAKE assorted 3-Cube Box Standard」を購入してみました。

ミスターチーズケーキとは

ミスターチーズケーキは、日欧の星付きレストランで修行を積み、ゴーエミヨジャポン2018期待の若手シェフ賞を受賞した経歴もある田村浩二さんが手掛けるチーズケーキのブランドです。

チーズケーキのみを販売するブランドとしてスタート。瞬く間に人気に日がつき、連日売り切れが続出し、入手が困難になった時期もあります。

チーズケーキ1本から始まったミスターチーズケーキですが、現在はティラミスやアールグレイのチーズケーキ、その他、季節ごとに様々なフレーバーのチーズケーキを販売しています。ティラミスは過去に紹介しました。

オープン当初は公式オンラインストアでのみチーズケーキを販売していましたが、現在は商業施設にポップアップストアとして出店することもあり、ネット以外でも購入できるようです。ただし固定の店舗はないようです(本記事執筆時)。

さて今回購入したのは、定番(Classic)、ストロベリー、グリーンティーの3種類がセットになったアソートの「Mr. CHEESECAKE assorted 3-Cube Box Standard」という商品です。

1つのサイズは5cm×5cm×5cmのキューブ状です。一度に一人でも十分に食べられる大きさです。

※動画でも簡単に紹介しています。サイズ感や質感は動画のほうがわかりやすいかと思います。

オンラインストアで購入することができ、値段は3,780円(税込み)。別途送料がかかります。

食べ方は三通り

食べ方は次の三通りです。

・冷凍(冷凍庫から出してすぐに食べる)

・半解凍(室温で60分程度解凍)

・解凍

それぞれおすすめの食べ方があるようで、定番とストロベリーは半解凍、グリーンティーは全解凍がおすすめとのことです。

実際3つとも、三通りの食べ方をしましたが、冷凍のままだとミスターチーズケーキの特徴である、口どけの良さと風味の重層さが感じにくくなるので、個人的にはあまりおすすめできません。半解凍、全解凍がおすすめです。

さてそれぞれ食べた感想を紹介します。

トンカ豆、バニラ、レモンを使った定番(Classic)のミスターチーズケーキ

まず定番(Classic)です。

こちらはバニラ、レモン、トンカ豆を使ったベイクドチーズケーキです。ミスターチーズケーキの創業当初から販売されており、ミスターチーズケーキの看板商品です。その魅力は別ブログで長々と書いたことがあります。

プレーンのチーズケーキを食べるのは個人的には三度目なのですが、やはり感動的な美味しさです。

まず口に入れると、口の温度でじわっと溶けていくようすがわかります。その瞬間に、トンカ豆の香ばしい風味とバニラのやわらかい風味が口のなかに広がります。クリームチーズのコクといっしょにレモンの酸味とほんのわずかな苦味がふわっと顔をのぞかせます。

甘味、酸味だけでなく、苦味やスパイスの風味がどこかにあり、これにより複雑で多層的で奥行きのある印象に仕上がっています。

山椒とライムを使ったストロベリー

続いてはストロベリーです。

ストロベリーを主役に山椒とライムを合わせている層です。山椒を使っていることには驚かされます。これまで色々なチーズケーキを食べてきましたが、山椒を使ったチーズケーキはこれが初めてです。ストロベリーを使ったチーズケーキも色々ありますが、山椒を使っているのはミスターチーズケーキだけでしょう。

ちなみにストロベリーは、チーズケーキの中に果肉も入っています。

口に入れてまず驚くのはストロベリーのパワフルな味です。ガツンと苺の味と風味が口の中に広がり、舌を通して脳みそ「苺」の素材を伝えてくれるのです。

苺が濃いのはもちろんですが、苺以外のライムや山椒などの材料によって、厚みと深みのある味になっているのでしょう。とにかくこれまで食べたことがない味わいです。感激しかありません。

また火が当たる表面と、内側とで食感が違うようになっています。表面はねっとりしている一方で、中央部分はクリームのようにとろける食感に仕上がっています。狙ったのか、偶然そうなったのかわかりませんが、食べる部位で食感が違うという、ちょっとしたエンタメ要素があるのもポイントです。

マスカルポーネを使ったグリーンティー

続いてはグリーンティーです。

グリーンティーは、旨味の強い八女抹茶に、赤砂糖やマスカルポーネを使っているとのことです。

赤砂糖というあまり聞き慣れない材料を使っています。これは黒糖と三温糖の中間くらいの甘味と風味の砂糖とのことです。

また抹茶を使ったチーズケーキには珍しい、マスカルポーネが使われています。

抹茶の渋みはもちろん感じられるのですが、その中にミルキーですっきりしたコクが見え隠れしています。

抹茶チーズケーキとしての食べやすく、わかりやすい美味しさがあるのはもちろんですが、一口では理解できない奥深さもあります。

わかりやすさと複雑さが共存するチーズケーキ

正直一言や二言では表せない複雑な味があります。

小難しい感じはなく、一口食べて「美味しい!」と感じる"わかりやすい美味しさ"がある一方で、二口目には、その"わかりやすい美味しさ"のなかに、奥深さ、奥行き、複雑さ、多重さがあることに気づき驚かされます。

口に入れたその瞬間、色々な味や風味を感じ取ることができるのですが、それをどう表現したらいいのわからないのです。香ばしさ、甘さ、酸っぱさ、まろやかな、上品さどれも当てはまるし、どれか一つで表現することはできないのです。ミスターチーズケーキにはそんな魅力があります。

最近では比較的簡単に購入できるようになったようです。一度ぜひ食べてみてください。

購入店:Mr.CHHESECAKE
商品名:Mr. CHEESECAKE assorted 3-Cube Box Standard
公式サイトの商品ページ:https://mr-cheesecake.com/products/mc0053
値段:3,780円(別途送料)
カロリー:定番342kcal、ストロベリー324kcal、グリーンティー335kcal
サイズ:5cm×5cm×5cmが3個

本記事で紹介したアソートセットは、動画でも紹介しています。

チーズケーキマニア・チーズスイーツマニア

チーズケーキやティラミスなどのチーズスイーツを日常的に食べて記録するチーズケーキマニア。コンビニやスーパー、カフェやレストラン、お取り寄せのチーズスイーツを実際に食べて、その魅力を紹介します。

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