高円寺駅から徒歩1分の場所にある「パンとビストロ高円寺FLAT」というお店のバスクチーズケーキを食べてみました。

「パンとビストロ高円寺FLAT」は高架下の再開発によって2023年3月31日にオープンしたお店です。

店名のとおり、パンとビストロを併設したお店です。パン屋の側ではスイーツメニューも提供しており、その1つにバスクチーズケーキがあります。

カフェとしても利用できる

お店は、入口を入って右がビストロ、左がパン屋のようになっています。パン屋側で提供されている商品は、ビストロ側でイートインも可能です。コーヒーなどのドリンクメニューもあり、カフェとしても利用できるようになっています。

今回はバスクチーズケーキはイートインでいただきました。

高円寺FLATのバスクチーズケーキ

高円寺FLATのバスクチーズケーキがこちらです。

今回はイートインでいただいたので果物のトッピングがあります。

そして、土台にはクッキー生地を敷いています。

クッキー生地があるバスクチーズケーキはちょっと珍しいです。

またけっこう高さがあって、しっかりデザートが食べたい時にうってつけのサイズ感です。

ちなみにバスクチーズケーキは、2018年夏頃から日本でブームになったチーズケーキの一種です。スペインのバスク地方のレストランで見られるチーズケーキであることから「バスクチーズケーキ」と呼ばれるようになりました。現在ではすっかりチーズケーキの一種として定着し、コンビニ、スーパー、カフェなどあらゆる場所で見かけます。

「パンとビストロ高円寺FLAT」のバスクチーズケーキは、前述のとおり、クッキー生地があります。これはバスクチーズケーキブームの初期の頃に見られたものとは少し違います。また味にも少し変わった点があります。

具体的に紹介していきます。

濃厚な味わい、しっかりした食感を楽しめる

まず口に入れてみると、ねっとりむっちりしたややしっかり目の食感のなかから、濃厚でしっかり味が口のなかに広がります。

クリームチーズ、生クリーム、卵を贅沢に使っているであろう、リッチでボリューム感のある味です。けっして重たいわけではなく、濃厚でリッチという印象です。

一口食べて「あ、美味しい」と思わずつぶやいてしまう美味しさです。

この味わいは、

「濃厚でどっしりチーズケーキが食べたい」

「しっかり目のスイーツが食べたい」

という欲望をほぼ間違いなく満たしてくれると思います。

舌ざわりはとてもなめらかで、クリームチーズそのもののような、ある程度しっかりしたタイプです。バスクチーズケーキはクリームのようにとろとろしたタイプもありますが、そういったタイプとは違っています。

クッキー生地と酸味がちょっと珍しいバスクチーズケーキ

クッキー生地はけっこう厚めなのですが、このザクザクした食感がなんとも気持ちいいです。

また若干の柑橘系の酸味もあるような気がしました。もしかしたら表面の透明なソースが杏ソースで、その酸味かもしれません。

ブーム初期のバスクチーズケーキは、クッキー生地がなく、酸味がないものが一般的でした。一方でこちらはクッキー生地もあり酸味もあります。以前はあまり見なかったタイプです。その意味では特徴的なバスクチーズケーキといえます。

この酸味が濃厚なバスクチーズケーキに対して、いいアクセントになっています。従来のバスクチーズケーキとは少し違った味わいを楽しめるバスクチーズケーキです。バスクチーズケーキが好きな方はぜひ試してみてほしいです。

ちなみに今回はチーズを使ったホットドッグもいただいたのですが、こちらも絶品でした。

お店の詳細情報

• 店名：パンとビストロ 高円寺FLAT
• 場所・アクセス：高円寺駅から徒歩2分ほど（エリアは東京都杉並区高円寺南）
• 今回いただいたメニュー：バスクチーズケーキ（669円）
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