【秋田県大仙市】ついに復活!道の駅なかせん『秀よし食堂 蔵人』巷で話題のステーキラーメンとは?
創業330年以上を誇る大仙市長野の酒蔵直営の店『秀よし食堂・蔵人』とは?
大仙市清水(旧中仙町)出身の私にとって、日本酒と言えば「秀よし」だ。
私が酒を覚え始めたころ初挑戦した日本酒も「秀よし」だし、亡くなったおじいちゃんが毎日欠かさず晩酌していた酒も「秀よし」だ。私の家庭ではもはや醤油レベルでその地酒が常に台所にキープされていた。
そんな私の生活に染みついた「秀よし」の鈴木酒造直営のお店が、2019年の春「道の駅 なかせん」に誕生した。『秀よし食堂 蔵人』である。
品書き
ラーメン・そば
ステーキラーメン:1,250円、しょうゆラーメン:780円、味噌ラーメン:880円、とんこつラーメン:880円、ざるそば:600円、天ざるそば:980円、天ぷらそば:900円
定食・丼
漢鍋定食:1,180円、豚ロースかつ丼:980円、海老と野菜の天丼:1,100円、牛ハラミ焼肉丼:1,200円、鶏唐揚げ定食:850円、生姜焼き定食:1,000円、とんかつ定食:1,000円
『秀よし食堂 蔵人』では定番のラーメンや定食の他、お酒やそれにあわせるおつまみ、スイーツメニューも充実している。
そんな中、今回私が若干鼻息を荒くしておススメしたいのが「ステーキラーメン」だ。その名のとおりラーメンにステーキが投入された豪快な一品だが、しばしのお休み期間を経て、ついに私たちの元に帰ってきた。私は若干の興奮を抑えながら、最新式のタッチパネルで噂のラーメンを注文した。
復活した『秀よし食堂 蔵人』の名物「ステーキラーメン」とは?
ついに来たぞ。噂のステーキラーメンの登場だ。ただラーメンにステーキがぶっこまれた一品と思うことなかれ。豚骨ベースのスープと焼きたてのステーキの相性が抜群に良いのだ。豪快かつ繊細。お店の方の想いが丼ぶりの中に凝縮された、他に類を見ない大仙市のパワーフードだ。
いつもはステーキを食べるとご飯をかき込みたくなるが、今回はご飯の代わりに中太麺を啜りまくる。もはや斬新すぎるけど、これがめちゃくちゃ旨い。スープの中にはステーキの他に高菜や素揚げのネギも待機しているため、色んな味や食感を楽しめるのもまた嬉しい。メインのステーキも一枚分しっかりと入っているためボリューム的にも大満足だ。
ちなみにこちらのステーキラーメンだが、人気メニューゆえに売り切れてしまうこともあるんだとか。みんな大好きステーキとラーメンが手を組んだ唯一無二の一品を味わうには少し早い時間の訪問が吉だ。
『秀よし食堂 蔵人』のもうひとつの楽しみ方とは?
実はこちらのお店でもうひとつおススメしたいのが「昼飲み」だ。ちょっぴり早い時間に酒蔵直営店ならではの美味しいお酒を楽しむのもアリだ。
テラス席で外の景色を眺めながら、秀よしの「ラシャンテ」をひと口飲めば日々の疲れが一瞬にして幸福に変わる。お酒に合う美味しいおつまみも揃っているため、あわせて注文したい。
道の駅なかせんにある酒蔵直営の秀よし食堂・蔵人。さて今日は噂の名物ラーメンに舌鼓を打つか、それとも外の景色を眺めながら昼酒と洒落込むか。そんなことを考えながら店に入れば、親切な店員さんの晴れやかな声が聞こえてくる。今日は良い一日になりそうだ。
【店舗情報】
酒蔵直営 秀よし食堂 蔵人
住所:秋田県大仙市長野字高畑95-1 道の駅なかせん内
営業時間:11時~14時(お食事)、11時~15時(カフェ)
定休日:なし