安くて美味くてのんびりできる！平日のガストはガチで天国！

幸せとは、昼から酒を飲むことである。そんな生粋の大仙の呑兵衛たちに贈る今回のテーマはズバリ「昼から酒を飲むならガストが最高！」ってことだ。

7月某日、私はそれを立証するため、まだバリバリの昼間である午後3時過ぎ国道13号線沿いにある『ガスト大曲店』へ向かった。

夕方前の店内は空いているので、のんびりできる。そして特筆すべきは平日10時30分から18時までビールやサワーがなんと200円（税込220円）のハッピーアワーが開催されていることだ。私は店に入るなり、さっそくテーブルに設置されているタッチパネルでビールを注文した。下界の人々はまだ仕事や部活に勤しんでいる時間だ。死ぬほど申し訳ないけど、死ぬほどハッピーな瞬間である。

実はガストではアルコールを頼むたびに、2杯目以降もその都度柿ピーが付いてくる。なのでぶっちゃけ柿ピーだけで永遠に飲み続けることも可能だ。だがそれだと「家で飲んでればいいねが……」とツッコまれそうなので、今回は昼飲みにマッチするガストの素晴らしいおつまみをいくつか紹介したい。

安くて美味い！ガストのおつまみは酒飲みのハートを掴んでいる！

ガストと言えばもちろん大人にも子供にも愛されるハンバーグが人気だ。だが今回はそんな定番メニューをあえてスルーして「小さなおかず」のコーナーから酒飲みによる酒飲みのためのメニューを注文していく。

最初に注文したのは「おっ！つまみ」である。タッチパネルじゃなくて口頭での注文方式だったら、間違いなく注文しづらい一品は山芋オクラと蒸し鶏とキムチの3点盛りで税込み219円と激安。量は値段相応という感じだが、お腹の準備運動にはちょうどいいサイズ感だ。

ついつい頼んでしまうポテトフライだが、ひとり飲み用に「ちょい盛りポテトフライ」があるのが気が利いている。安心安定のホクホクのポテトフライにビールが進む。さあ、どんどんいこう。

次に頼んだのが豆腐一丁（豆腐のごまにんにくだれ）だ。価格は税込219円とこちらも激安。にんにくベースの濃いタレが酒のペースを加速させるパワーフードである。ファミレスの常識を打ち破る完全なる酒のつまみだ。いやはや、私の空間だけ立ち飲み屋状態になってきたところで酒をおかわりだ。

「ほうれん草と温泉卵のミニビーフシチュー」は今回私が注文した中で最も高額だが、それでも税込439円は安い。とろける牛肉に温泉卵を絡めると最高に美味い。ハッピーアワーの時間帯はグラスワインも199円（税込219円）と激安なので、ワインと合わせてみるのもいいかもしれない。

〆のミニ大葉おろしうどんは驚異の税込153円！

昼の3時過ぎからガチ飲みをしてきた私だが、気がつくと夕方6時が迫ってきた。夕方6時のシンデレラ。魔法が解けて夢いっぱいのハッピーアワーが終わってしまう。残念だが、そろそろ〆に入ろう。

注目したのはミニサイズの丼やうどんだ。ネクスト中年世代の私でも、このぐらいのサイズなら〆にちょうどいい。……って、ミニ大葉おろしうどんは驚異の税込153円だ。

〆に注文したミニ大葉おろしうどん。たしかに量は少ないが、税込153円と考えれば有能すぎる一品だ。さんざん飲んだ体に喉ごしの良いうどんが染み渡る。

さて、気になる会計だが私が今回注文したのはこんな感じだ。

これだけ飲んで食べてこの価格はハッピーアワーの恩恵だ。夕方18時、まだ明るい空を見ながら、ひとりハッピーを噛みしめる私である。

そんなわけで大仙の呑兵衛の皆さん、平日のガスト、超絶おススメです。