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【秋田県横手市】秋田チャーハン界のトップランナー!横手市前郷『北海屋』の肉チャーハンとは?

KANEYANWEBライター/地域クリエイター(大仙市・横手市)

創業から約20年!有名人も数多く訪れる名店『北海屋』とは?

男は黙って肉チャーハン。

怒涛の降雪ラッシュが少しだけ落ち着きを見せた12月某日、私は雪降る横手の人気店『北海屋』にいた。

北海屋
北海屋

店内のカウンター横には女性週刊誌が並び、座敷の横にはちょっぴりくたびれた「サラリーマン金太郎」がコンプリート。店内は気取りのない町の中華屋さんという雰囲気だが侮ってはいけない。こちらの店は「横手やきそば四天王」の常連であると共に、秋田のチャーハン界を牽引するトップランナーでもあるのだ。

カウンターの横には奥様のバイブルがズラリ
カウンターの横には奥様のバイブルがズラリ

品書き

ランチメニュー
ランチメニュー

ランチメニュー

野菜炒め定食(ワンタンスープ付):750円、しょうが焼定食:800円、チャーハン・ぎょうざセット:860円、札幌ラーメン・ぎょうざセット:860円、札幌ラーメン・チャーハンセット:970円、札幌ラーメン・中華丼セット:1,200円など。

店名を冠した特製ラーメンはトッピングでカスタマイズ可能だ
店名を冠した特製ラーメンはトッピングでカスタマイズ可能だ

ラーメン

特製北海らーめん(味噌・醤油・塩):各850円、札幌らーめん(味噌・醤油・塩):各780円、酸辣湯麺(スーラータンメン):990円、激辛海鮮らーめん:990円、五目らーめん:890円、北海屋のまぜそば:990円など。

横手やきそば

肉玉焼きそば:550円、肉玉焼きそば・ダブル:770円、肉玉焼きそば・トリプル:990円、ホルモン焼きそば:660円、納豆焼きそば:720円

とにかくメニューが豊富な北海屋。自分好みにカスタマイズが可能な特製北海らーめんや「横手やきそば四天王」にも輝いた『北海屋』の焼きそばも気になるところだが、今回私が注目したのはコレだ。

北海屋の名物『肉チャーハン』
北海屋の名物『肉チャーハン』

肉チャーハン

ノーマル:850円、イエロー(カレー):850円、レッド:850円、ブラック(イカスミ):850円

『君はどの肉チャーにする?』

12月の横手で迫られた究極の選択。やはり最初はノーマルから攻めるべきか。いや、しかしカレーも捨てがたい。ちなみにレッドの辛さはどのくらいだろうか。悩める私は思わず店員さんにチャーハンズ・クエスチョン。

「おススメの肉チャーハンはどれですか?」「私はイカスミが好きですね」

い、いかすみ?……マジか。想像した斜め上の回答を得てさらに悩める私だが「困ったら原点に帰れ」と何かの本で読んだことがある。ここは定番のノーマルでファイナルアンサーだ。

「秋田県のチャーハンの名店」ランキングで1位を獲得!『北海屋』の名物・肉チャーハンとは?

肉チャーハン(ノーマル):850円
肉チャーハン(ノーマル):850円

肉チャーハンが到着。目玉焼きの冠をかぶったチャーハンの脇には餡をまとった細切りの豚肉がスタンバイ。このスタイルのチャーハンに出会ったのは初めてだが、ごめん、最初に言っておく。コレ、めちゃくちゃウマい。ちなみにこの肉チャーハンは先日WEBで公開された「秋田県のチャーハンの名店」ランキングで1位を獲得。まさに秋田を代表する至高のチャーハンだ。

肉とチャーハンの相性が抜群だ
肉とチャーハンの相性が抜群だ

胡椒が効いているチャーハンは王道の味でそれだけ食べても十分ウマいが、このサイドに鎮座する肉が侮れない。タレの甘辛い味付けが、チャーハンをさらに引き立てる。シンプルだけどウマい。それが肉チャーハンだ。

黄身を絡めるとさらにまろやかな味わいに
黄身を絡めるとさらにまろやかな味わいに

そしてお待ちかねの卵をドゴン。黄身を絡めるとさらにまろやかな味わいに変貌する。チャーハンと肉と黄身が織りなす幸せのトライアングル。ボリュームも大満足だ。

店内には有名人のサイン色紙がズラリ
店内には有名人のサイン色紙がズラリ

中山秀征さんやピース又吉さんなど、店内には有名人のサイン色紙がズラリと並ぶ。そんな横手屈指の人気店を切り盛りするのが、元気ハツラツな大将だ。創業から約20年を数える名店のユニフォームは背中に「肉チャーハン」と書かれた黒いオリジナルTシャツ。

そう、男は黙って肉チャーハン。大将の背中からそんな声が聞こえてくる。

【店舗情報】
北海屋
住所:秋田県横手市前郷二番町1-21
営業時間:11時~15時、17時~24時
電話番号:0182-32-0200
定休日:月曜日

WEBライター/地域クリエイター(大仙市・横手市)

大仙市在住のWEBライター。趣味は酒場巡り。現在はYahoo!で地域情報を発信しているほか、秋田市のフリーペーパー「あおぽ」でグルメ記事の執筆や「大仙経済新聞」の運営にも携わっています。

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