2014年創業！牡蠣料理が楽しめる横手駅前の人気店『オイスターバー 寧お』とは？

横手に新鮮な牡蠣を食べられる店があるらしい。

そんな噂を耳にした私はさっそく車を走らせた。何を隠そう、牡蠣には目がない私である。大好物の「海のミルク」に思いを馳せながら、横手駅前を目指すハッピーマンデー。今日は横手では珍しいこのオイスターバーで、至福の牡蠣ランチと洒落込むことにしよう。

入口のメニューボードで今日のランチを要チェック。溢れ出る生ガキのおススメ感を頭にインプットして、いざ入店だ。

店員さんに案内をされてカウンターに座ると、目の前のショーケースから主役の牡蠣がセイハロー。店内は隠れ家的な雰囲気もあり女性人気も高そうだ。カップルならここで牡蠣デートなんかもアリだろう。そんなことを思いながら、今日もひとりで孤独のグルメを気取る39歳の私は、さっそく目の前のランチメニューに目をやった。

Menu

カキカレー単品：880円、カキカレーセット（サラダ・スープ・1ドリンク付き）：1,100円

おススメランチ（チキンソテー シャリアピンソース）※サラダ・スープ・1ドリンク付き ライスor自家製パン：990円

おススメパスタ（明太子クリームパスタ）※サラダ・スープ・1ドリンク付き：1,100円

オムライスランチ（サラダ・スープ・1ドリンク付き）：880円

キーマカレー：1,100円

生カキ（1個）：350円、カキフライ（1個）：330円

ナスと温卵のせミートドリア：990円、チキンドリア：990円、シュリンプドリア（海老）：1,000円、キーマカレードリア：1,060円、牡蠣とうにのガーリックドリア：1,180円

牡蠣料理が注目の『寧お』だが、ランチメニューではパスタやオムライスなんかも人気のようだ。さらに現在は冬のドリアフェアも絶賛実施中。ここから一品を選ぶのは至難の業だが、今日は横手で牡蠣祭りと決め込んだ私は、店主のオリジナルスパイスが楽しめるカキカレーをチョイス。そして忘れてはいけない。入口のメニューボードで猛プッシュされていた生カキもGOだ。

幸せは牡蠣と共に！新鮮な生カキと絶品のカキカレーで至福のひとときとは？

まずはプリプリピチピチの生カキが登場。その秋田美人のようにツヤツヤな白い肌にレモンを垂らす……って、ごめん、微妙にいやらしい表現になってしまったが、とにかく新鮮なのがそのルックスからも伝わってくる。

岩手県陸前高田市の広田湾からやってきた生カキは、とにかく新鮮でクリーミーだ。口の中に入れた瞬間に広がる圧倒的な旨味とほのかな潮の香り。幸せは牡蠣と共に。三陸からの小さな贈り物を味わった私に、更なるご褒美メシが登場だ。

お待ちかねのカキカレーが登場。オリジナルスパイスが効いたカレーの中には、牡蠣が惜しみなくスタンバイ。ライスは秋田県南産の米と雑穀米がブレンドされており、ウマくてヘルシーな一杯に仕上がっている。

人生初のカキカレーで真冬の昼をゆく。スパイスカレーという名の大海原で躍動するプリプリの牡蠣を口に運びつつ、カレーと相性抜群のライスもレッツイート。カレーは上品でまさに専門店の味だが、辛さは抑えられているため子供から高齢の方まで幅広く楽しめそうだ。

ちなみに『寧お』というユニークな店名の由来はギリシア語で「新しい」を意味する『NEO』と「丁寧に仕事をすることを心がけるため」なんだとか。その想いが示すとおり、店主の人柄が溢れる料理は斬新かつ丁寧だ。

落ち着いた雰囲気の店内で味わった絶品の牡蠣ランチ。さて、次はカキフライに牡蠣とうにのガーリックドリアか。親切な女性店員に見送られ店を出ると、さっそく次回に思いを馳せる牡蠣好きの私である。