1966年創業の老舗が2020年にリニューアル！温かいご家族が切り盛りする『横手城レストハウス』とは？

凛とした表情の横手城がそびえ立ち、四季折々の景色も楽しめる横手公園。その一角に、温かいご家族が切り盛りする一軒の食堂がある。そう、2020年にリニューアルオープンした『横手城レストハウス』だ。

名物のちゃんぽんに想いを馳せながら2階へ上がると、親切な店員さんとドデカいテレビが迎えてくれた。店内は開放感があり、窓からは横手城が見える。噂のラーメンを求め足を運ぶのはもちろん、公園やお城を訪れる際の休憩スポットとしてもおススメだ。

メニュー

ちゃんぽん（辛味噌/辛塩/味噌/塩）：各味935円、しょうゆラーメン：715円、味噌ラーメン/辛味噌ラーメン：770円、塩ラーメン：715円、冷たいラーメン：825円、カレーライス：715円、カレーライス（ハーフ）：495円、横手焼きそば：715円

生ビール（アサヒ）：550円、地ビール各種：770円、ハイボール：495円、レモンサワー：440円、コーヒー（ice・hot）：385円、コーラ：330円など。

ソフトクリーム：330円、クリームソーダ：550円、コーラフロート：550円、コーヒーフロート：550円

今回私がオーダーした人気のちゃんぽんのほか、『レストハウス』ではこれからの季節におススメの冷たいラーメンや、ソフトクリームも楽しむことができる。ちなみに私が訪れたこの日は、真夏日に迫る今年一番の暑さ。メインディッシュが到着する前に、どうしてもコイツが欲しくなった。

外の爽快な景色を眺めながら、キンキンに冷えたコーラを喉に流し込む。なぜ瓶のコーラはウマいのだろう。そんなことを思いながら、まずはプハーとひと息。そしてお待ちかねのちゃんぽんの登場だ。

先代の味をベースに若き店主がリニューアル！幅広い世代に人気の絶品ちゃんぽんとは？

今回私がチョイスしたのは辛味噌味。ほど良い辛味がアクセントになっているが、いわゆる激辛ではないため、ヤングからシニアまで幅広い世代に人気だ。麺の上にこんもりと盛られた、野菜や海鮮たちが食欲をそそる。スープが熱々のため、火傷に注意しながらレッツ・イートだ。

うん、これはイケる。3種類の味噌をブレンドしたスープは、辛味の中にしっかりコクがある。麺は王道の中細麺だが、喉ごしがよくスープとの相性もバッチリだ。

そして何より嬉しいのが、この具材のボリュームである。野菜はシャキシャキで、エビやホタテといった海鮮はプリップリ。ちゃんぽんの本場といえば長崎だが、「横手のちゃんぽん」も負けず劣らずのクオリティだ。

現店主の祖父母の時代から続く横手レストハウス。約30年前からメニューに並んでいたちゃんぽんは、先代の味をベースに若き店主がリニューアル。元々スープに使っていた味噌は2種類だったが、現店主が3種類に増やしたことで味に深みが増した。

春の桜に夏の青の葉、秋の紅葉に冬の雪景色。窓に映るお城とそれを彩る四季折々の景色を眺めながら、店の方々との会話や絶品のちゃんぽんを楽しむ。

そう、そんな憩いの店が横手城の麓にある。