「毎日大曲」が目印！大曲駅前にある隠れ家風の雑貨店『ミンカ』とは？

大曲駅から徒歩2分の場所に、古民家をリノベーションした隠れ家風の雑貨店がある。そう、「毎日大曲」が目印の『職人商売 ミンカ』である。

今回私が『ミンカ』を訪れた目的は、東京に住む古い友人への誕生日プレゼントの調達である。毎年秋田の地酒というのも芸が無いので、今回は日々の暮らしに役立つ生活雑貨を送ってみようという魂胆だ。

築80年以上を数える内蔵の中に店を構えるミンカ。その気になる店内に足を踏み入れると、先客の大曲マダムたちが初めてヴィレヴァン（ヴィレッジヴァンガード）を訪れた女子中学生のようなテンションで、数々の掘り出し物に目を輝かせていた。

このように女性人気が高い『ミンカ』だが、最近は漆器に興味を持つ男性のお客さんも増えているようだ。

県内の作家作品がズラリ！地元の職人が織りなす温かみのある世界とは？

店主のセンスがキラリと光る商品が並ぶ『ミンカ』だが、県内の作家作品を数多く取り揃えているのも特徴だ。

星耕硝子

大仙市豊川に工房を構える星耕硝子。自然豊かな豊川地区で生まれる作品は、ガラスの涼しさと手作りの温かさを感じる。全国的にも数多くのファンを持つ話題の工房だ。

夢積工房

秋田県美郷町で箸や器、アクセサリーなどを制作している夢積工房。丁寧に作られた漆塗りの艶めきに導かれて、思わず手に取りたくなる作品が並んでいる。

これは毎日の食卓が楽しくなる！ミンカのプレートフェアとは？

私が訪れた際『ミンカ』ではプレートフェアが開催されていた。店内入口にはシャレオツなプレートが勢ぞろい。毎日の食卓がより華やかに、そしてより楽しくなりそうだ。写真はiittala（イッタラ）というブランドだが、価格はすべて2,000円台とリーズナブルなのも嬉しい。

気になるミンカの2階！階段を上った先にあるモノとは？

さて『ミンカ』の２階に向かってみよう。階段を上った先には、アンティークの椅子や衣料品が並んでいた。ディフューザーやバスタブレットといった癒しのグッズや、日々の生活に欠かせない靴下など、2階にも気になる商品がズラリ。もはや何時間でも居れそうだ。

ちなみに古い友人への誕生日プレゼントだが、今回私は夢積工房のお箸と福島からやってきた醤油皿をセレクト。迷える優柔不断な私にも、店員さんが丁寧に説明してくれるのが嬉しい。

毎日のように手に取る台所用品や生活雑貨。それがとてもお気に入りのモノであれば、毎日の生活がちょっぴり楽しくなる。そしてそのお気に入りを探す醍醐味と、それに出会ったときの感動を味わえるのが『ミンカ』という空間だ。

そう、いつもの毎日を彩る発見と出会いの場所。そんなお店が花火の街にあることを、私は知っている。