特大ソーセージ一本勝負！『しゅしゅえっと まるしぇ』で発見したトンデモ弁当とは？

白飯とソーセージしかいらん。

先週の日曜日、大仙市花館にあるファーマーズマーケット『しゅしゅえっと まるしぇ』では、新米のイベントが開催されていた。採れたてピッチピチの「あきたこまち」が大特価で販売され、屋外特設ステージには坂本冬美さん……じゃなくてモノマネタレントの坂本冬休みさんがスタンバイ。美味しそうなキッチンカーも多数出店して、新米の季節を盛り上げていた。

そんな中、腹を空かせた私はぶらり直売所へ。何気にお弁当のコーナーを覗いてみると、そこには男気あふれるトンデモ弁当が鎮座していた。

新米を使った美味しそうなおにぎりや天丼と並んで、その弁当はナチュラルにそこにいた。まるで「こういうの、みんな買うっしょ！」と言わんばかりだ。

いや、わかるよ。たしかに以前ローソンストア100（ごめん、秋田には無いけど）のウインナーとご飯だけのシンプル弁当が話題になった。だが、どこか可愛らしさがあったローソンストア100の弁当に対し、この醤油フランク飯から感じるのは只ならぬ男気だ。なんたって、特大ソーセージ一本勝負である。

よしっ、この勝負受けて立とう。私は意気揚々と弁当をレジに持っていった。ちなみに価格は280円。高いのか安いのかいまいち判断できないが、ひとまず家で実食といこう。

これ1本にメシだけあれば！究極の男気弁当『醤油フランク飯』を実食！

近年高まるヘルシー志向。スーパーやコンビニでも「管理栄養士が監修したなんとか弁当」や「20品目のバランスなんとか弁当」といった商品をよく目にする。そんな中、しゅしゅえっとが投下したこの弁当は逆に新しさすら感じる。

まぁ、たしかにウマそうだ。ウマそうだけど思春期に学校でコレを食べてたら、間違いなくいじられるだろう。むしろ大人になった今でも、会社にコレを持っていくのは至難の業だ。だけど幸い家には私ひとり。目の前の弁当とじっくり向き合おうじゃないか。

……ウマい。ここまでグダグダ書いてきたのが壮大なフリになってしまったが、これめちゃくちゃウマい。理由はふたつ。ソーセージと白飯がウマいのだ。……って、それしか言いようがないのだが、この超ド級のソーセージは岐阜県産の豚肉のみを使ったドイツ仕込みの本格派。そして、白飯は言わずもがな新米のあきたこまちだ。

岐阜の「JAめぐみの」と、地元「JA秋田おばこ」による至高のコラボ。ソーセージは一本だけで白飯の量もそこまで多くはないが、なぜか満足度が高い。ソーセージを食べて、白飯を食べる。ただそれだけ。ただそれだけがいいのだ。

地元のファーマーズマーケットで出会った究極の男気弁当。このシンプルさと豪快さが、意外とクセになりそうだ。