キャンプ場でどこでもハンモック!スタンドを自作すれば林間サイト以外でも設営が可能!
キャンプではテント・タープを使って楽しむことが多いですが、一度は挑戦してみたいハンモック。
日差しを浴びながら、ハンモックでゆらゆら揺れるのは気持ちよさそうですよね。
でも、ハンモックって少しハードルが高いと感じている人もいるんじゃないでしょうか?
僕も最初はそうでした。特に気になっていたのが…
ハンモックが使える木があるキャンプ場はどこ?
どうやって木に固定するの?結び方は?
これらが分からなくて、ハンモックを使っていませんでした。
同じような人もいると思うので、これらを解決したハンモックスタンドをご紹介します。
ハンモックスタンドを「作る」選択
キャンプ場にちょうどいい木があるとは限らないから、ハンモックって使いにくいのかなぁ…。
と思っていたところ、ハンモックスタンドの存在を知りました。
しかし…。市販のハンモックスタンドって値段が高い…。
保管や運搬に場所を取ってしまう事もあり、ハンモックスタンドは諦めていました。
でもハンモックを使ってみたい。ゆらゆら揺れる感じを味わってみたい。
そんな気持ちでハンモックスタンドを見ていると、これって作れるんじゃないの?と思い始めました。
少し調べてみると、ハンモックスタンドは安く簡単に作れることが分かりました。
ホームセンターで必要な部品を揃えよう
ここまで読んで、作るのは苦手だから難しそう…と思った方へ。
単純な作りなので、DIY初心者の方でも安心してください。主な行程は「木に穴を開ける」だけです。
まずは必要な材料を揃えましょう。全てホームセンターで手に入れることができます。
必要な材料(5000円以内で揃います)
ロングアイボルトM10×2個
アイボルトM10×2個
座金M10×4個
ワッシャーM10×2個
木材(厚み3cm幅4cm長さ150cm)×4本
地面に固定するための道具
ガイロープ(太さ5mm)×2本
ペグ(40cm)×4本
ハンモックスタンドに必要な部品はこれだけです。
ガイロープとペグはキャンプ用品を扱っているお店で購入しましょう。
ペグの長さは、大きな負荷がかかることを考慮して長い物を選んでいます。
また、ガイロープに関しても太めの物を選びましょう。
作り方は「穴を開けて組み立てる」だけ
最初に、木材にドリルで1cmの太さの穴を開けます。
家にドリルがなくて、いきなりつまずく方もいるかもしれません。
そんな場合は、ホームセンターでドリルの貸し出しをしている場合があるので利用しましょう。
僕はカインズで木材を購入しましたが、DIYスペースをお借りして穴を開けました。
ハンモックスタンドのDIYで面倒なのはこの「ドリルで穴を開ける」という所だけです。
ここさえクリアできればあとは組み立てるだけでOK。
穴を開ける場所ですが、端から10cmの部分の真ん中に穴を開けています。木材4本の全てに穴を開けてください。
できれば、穴を開けた木材はワックスなどを塗って防水処理をすると良いと思います。
穴を開けたら組み立てをします。
ロングアイボルト→座金→木材→ワッシャー→木材→座金→アイボルトの順で、木材を金具で挟み込んで閉めたらできあがり。
2組作ればハンモックスタンドの完成です。
とても簡単で拍子抜けすると思いますが、これで十分ハンモックスタンドになってくれます。
(自分自身でテストした耐荷重としては70kgまでは問題ありませんでした)
ハンモックスタンドを設置しよう
まず、2組のハンモックスタンドを向かい合わせ、設置する位置を決めましょう。
1組のハンモックスタンドの「外側のボルトの輪」にガイロープを通します。
ハンモックスタンドから離れた位置(左右45度くらいが目安)に、40cmのペグをしっかり打ちます。
ハンモックスタンドの内側のボルトにカラビナでハンモックを取り付け、もう片側のハンモックスタンドも同じように地面に固定します。
ここで少しポイントなのですが、ハンモックスタンドは体重で内側に重さがかかります。
乗った時もハンモックスタンドが外側に傾くようにガイロープを調整して下さい。
キャンプ場の空を独り占めする贅沢
簡単に作れてしまうハンモックスタンドですが、キャンプ場の木を使わないので汎用性が高いです。
通常は木と木の間にハンモックを取り付けるので、木々の枝が視界の邪魔ということもあります。
このハンモックスタンドを使えば、どこでも設営できますし見上げた空を独り占めできます。
広々とした場所にハンモックスタンドを設置して寝転んだ時の風景は…ぜひあなた自身で見てみてください。
それともう1つのいい所。
気持ちよく寝転んでいる時に虫が木から落ちてくる心配がありません。
これからの時期は虫との出会いは避けられませんが、少しでも虫を避けられるのはいい所だと思います。
そして、夜はハンモックで吸い込まれそうになる星空を楽しむのも魅力です。
とても簡単に作れるハンモックスタンド。
設置の際はしっかり安全確認をして乗り降りしてくださいね。