夫婦やカップルでキャンプに行くとケンカになる…?ケンカせず「またキャンプへ行きたくなる」6つの方法
子供の頃の遠い記憶。家族で初めてキャンプに行った日のこと。その時覚えているのは1つだけ。
「炭に火が点かない」という理由で両親がケンカを始めてしまって、気まずくなったこと(その後家族でキャンプに行ったことは一度もありません)。
今回は、夫婦やカップルでキャンプに行くと起こるかもしれない「ケンカ」。その原因になりそうなこととその対処法について考えてみました。
ケンカせずにキャンプを楽しめるように、一度行動を振り返ってみる良い機会になるんじゃないかなと思います。
キャンプでケンカになりそうな5つのポイントがコレだ
まず最初に、ケンカになりそうなポイントをまとめてみました。
- 道中の車内
- テントの設営
- 料理の最中
- 焚き火
- 何もしない相方
この5つがケンカになりそうなポイントじゃないかなと思います。
それぞれを見ていってみましょう。
道中の車内
これは特に初めて行くキャンプ場で起こりがちですが、キャンプ場って狭い道が多かったり分かりにくい場所にあることも多く、道が分からずにイライラしてしまったり、相手がうまく道案内をしてくれなかったりして「こっちは運転してるんだからしっかりナビを見ててくれよ」と思ってしまい、ケンカに発展してしまう…というパターンです。
テントの設営
キャンプ場に着いてまずは設営…ということになるわけですが、「なんでこれができないの?」ということが出てきて
・できない
・知らない
・慣れない
相手にイラッとするパターンです。
これは結構経験がある人や身に覚えのある人が多いんじゃないでしょうか?
料理の最中
せっかく来たキャンプ。炭を使った料理をしたり焚き火を使った本格的な料理をしたい!という人もいると思いますが、この両方は「料理をする前に火をおこす」という準備が必要なので、その段階でうまくいかなかったり、結局料理がうまく作れずにケンカしてしまう…というパターンです。
焚き火
これも料理の最中と同じような内容ですが、YouTubeなどで焚き火動画を見たりして、例えばファイアスターを使ったりした「凝った火の起こし方」をしようとしてうまく火が点かず、時間だけが経過してイライラくる…というパターンです。
何もしない相手
今までのポイント全てにおいて、何もしない、動いてくれない、という相手に対してだんだんイライラしてくる…というパターンです。
「こっちは頑張ってるのになんで一緒にやってくれないんだよ!」というような気持ちが、我慢できずに口に出てしまってケンカに発展する…というパターンです。
さて、ここまでケンカに発展しそうなシチュエーションなど5つのポイントを見てきましたが、ここからは解決方法を考えてみたいと思います。
この5つのポイントを解決するために、6つの対処法を考えてみましたのでご紹介します。
キャンプでケンカしない方法1:時間に余裕を持って行動する
道中の車内、テントの設営、料理の最中、たき火。この4つに関しては結構簡単に対処できる部分もありそうです。
まず、時間に余裕を持つこと。
単純な話ですが、ゆっくりやりましょうということです。
早い時間にキャンプ場についてゆっくりキャンプするのと、夕方に到着して色々なことを急いでやる…というのでは全く違います。特にキャンプ慣れしていない内はなおさらでしょう。
時間があれば、忘れ物があったりしても買いに行けたりしますし、心に余裕が持てるのでまずは時間を確保することを大事にしてみましょう。
「焦らない」「急がない」が余裕を持って遊ぶ上で大切なことではないでしょうか?
キャンプでケンカしない方法2:慣れないことはしない
慣れないこと=イライラの原因になりかねない、ということですね。
ぶっつけ本番でやってみたり、慣れないことをやったりすると失敗してしまったり、うまくいかないことが多いです。
全ての道具がそうだと思いますが、使い慣れている物とそうでない物とでは勝手が違ったりするので「慣れているものを使う」「慣れていることだけをする」というのも、自分だけのキャンプではなく誰かと一緒に行くキャンプの時は大切だったりします。
キャンプでケンカしない方法3:「別の方法」という保険をかけておく
例えばキャンプに行って料理を作るとします。しかし、料理がうまく作れなかったりするということも十分考えられますよね。
失敗した時のためにカップラーメンを持っていって、お湯だけ沸かせば食べられる状態にしておくとか、別の物を用意しておく…といったように保険をかけておくのもイライラせずに済むポイントです。
キャンプって凄く単純な遊びです。
現地に行って設営し、ご飯を食べたりしてゆっくりして寝る。そして朝になったら撤収…というだけなのでのんびりしたもん勝ちです。
気持ちに余裕を持っておくというのは本当に大切で、余裕がない時にやっぱりイライラしてしまうので、「もしコレが駄目だったらコレをすればいい」という感じで、保険を用意しておくと気持ち的にも楽になりますよ。
キャンプでケンカしない方法4:相手は全く知識がないという前提で考える
「なんでできないんだよ」「なんでしてくれないんだ」と思うのは相手に期待し過ぎなのかもしれません。
自分が知っていることや「できる」ことも、相手が同じだとは限りませんよね。
相手に全く知識がないという前提で考えておけばイライラすることも少なくなると思います。
一緒に行った相手と色々なことをするのは、キャンプの面白さの1つではあります。
でも、考えてみてください。
一緒にキャンプに行ってくれる人は、一緒にキャンプを楽しんでくれる貴重な存在です。
テントの設営など、協力してやらなければいけない作業は特にケンカになりやすいので、相手は全く知識がない状態だと思って、過度な期待をし過ぎずに「全部を教えながら一緒に楽しむ」くらいの気持ちでやるといいんじゃないかなと思います。
キャンプでケンカしない方法5:自分と同じことを求めない
先ほどの話にも繋がってきますが、自分ができるからといって相手にも同じことを求めない…ということも必要じゃないかなと思います。
好きなことって人それぞれ違いますし、楽しみ方や過ごし方、できることだって当然違います。
特に自分にできることは相手にも求めてしまいがちです。
しかし、求めすぎると負担になったりケンカになりやすくなってしまうのも事実。
ソロキャンプなら自分の好きなようにすればいいのですが、誰かと一緒に行くキャンプでは相手に合わせてあげたり、相手の行動を尊重してあげることも大切だと思います。
本を読みたい人もいれば、スマホを触りたい人もいます。
焚き火の前でお酒を飲みたいという人もいれば、テントの中で横になって過ごしたいという人もいます。
一緒にキャンプに来たからといって、全く同じ行動をしなくてもいいんです。
それぞれの楽しみ方をそれぞれが楽しむことによって、また次回もキャンプに行きたい!と感じて次のキャンプに繋がるんじゃないかな?と思います。
キャンプでケンカしない方法6:相手をもてなすことにする
これが一番の解決方法なのかもしれません。
夫婦だと、特に常日頃から一緒にいるので、遠慮なく言いたいことを言ったりしてしまいがちです(それは別に悪いことではないのですが…)。もしかすると強要してしまうこともあるかもしれません。
しかし、「もしそれが他人とのキャンプだったらどうか?」少し考えてみましょう。
もちろん気を遣うでしょうし、相手に強要したりせず、自分でできることは自分でやりますし「楽しんでもらえるようにもてなす」ことをしますよね。
同じように、夫婦であっても「相手をもてなす」ことを第一に考えてみてはどうでしょうか?
「もてなす」ということを考えたなら、今までの「ケンカになりそうなポイント」全てが解決しそうな気もします。
お互いに相手に楽しんでもらおうと思うのが、ケンカをしない一番のポイントかもしれませんね。
ということで、キャンプに行ってケンカになりそうなポイントと解決方法を考えてみましたが「経験がある」と感じた人もいたんじゃないでしょうか?
普段一緒にいる相手だと、当たり前になったりして忘れてしまいがちなんですが、キャンプを一緒に楽しめる貴重な相手です。
ケンカせずに心から楽しめるように、お互いを思いやりながらキャンプを楽しみましょう!
《プロフィール》
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
【かの地から しーまん】
キャンプ歴5年の山口県在住3児の父。
キャンプなどのアウトドアをはじめ、DIYや料理、クロスバイクや車中泊など様々な趣味をYouTubeや各種SNSで発信中。
山口県を拠点として、全国各地に遠征するのが楽しみの1つです。
Yahoo!:@kanochikara
YouTube:かの地から
Instagram:@kanochikara
Twitter:@kanochikara
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※