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夏休み前にチェック!キャンプ場はフリーと区画サイトどちらを選ぶべき?メリットとデメリットを比較します

かの地から自由なアウトドア系Youtuber/3児の父

初めてキャンプ場に行く人や、まだキャンプに不慣れな人は、どんなキャンプ場に行くべきか?を悩んだりするんじゃないでしょうか?

今回は、「フリーサイトのキャンプ場」「区画サイトのキャンプ場」のメリットとデメリットをお伝えします。

初心者はオートキャンプ場が便利

車が横付けできるのでオートキャンプ場は便利
車が横付けできるのでオートキャンプ場は便利

まず最初に、まだキャンプ慣れしていない内は、車の乗り入れができるオートキャンプ場がおすすめ

荷物の積み下ろしが楽に行えるので、疲労も少なくて済みます。

車の乗り入れができるキャンプ場かどうかを確認して、できるだけオートキャンプ場を選びましょう。

大人数でも開放的な「フリーサイト」

フリーサイトは広々とした空間が特徴
フリーサイトは広々とした空間が特徴

最初に、フリーサイトのメリットとデメリットを見てみましょう。

隣のサイトと区切られていないため、大人数でのキャンプもやりやすいのがフリーサイトです。

フリーサイトのメリット1:大型テントが張れる

空間が広いので大きなテントも余裕で張れる
空間が広いので大きなテントも余裕で張れる

フリーサイトの魅力は、区切りがないので広い空間を使えること。

区画サイトでは張れないような大きなテントも張りやすいので、広々としたテントを使用したい!という場合はフリーサイトを選ぶべきです。

特にファミリーキャンプなどで大型テントの購入を考えている場合は、サイト選びも重要になってきますよ。

(大型テントを購入しても、張れないと意味がないですからね…)

フリーサイトは大型テントも張りやすいが、区画サイトは大きすぎるテントは張れない場合もある

フリーサイトのメリット2:値段が安い所が多い

フリーサイトだからこその格安キャンプ場も多い
フリーサイトだからこその格安キャンプ場も多い

フリーサイトの場合、区画サイトと違いそれぞれに水道や電気が備わっている…というわけでもないため、料金を安く設定しているキャンプ場も多いです。

これは何度も利用するヘビーユーザーにとっては嬉しいところではありますが、値段が安いとお客さんも多かったりするのが悩みどころです。

フリーサイトは料金が安いことが多く、区画サイトは料金が若干高め

フリーサイトのデメリット1:場所が確保しにくい場合がある

フリーサイトは場所の確保が大事
フリーサイトは場所の確保が大事

今度はフリーサイトのデメリットです。

区画が決まっていないため、良い場所は早い者勝ちとなってしまいます。

良い場所は争奪戦なので、キャンプ場に早めに到着する必要がありますし、キャンプ場に遅く到着してしまうと「そもそもテントを張れる場所があまりない」ということも…。

これが一番のデメリットであると感じます。

フリーサイトは場所が確保できない場合もあるが、区画サイトは場所が必ず確保できる

フリーサイトのデメリット2:隣との境界線が曖昧

境界線がないのはストレスを感じるかも
境界線がないのはストレスを感じるかも

フリーサイトは「空いている場所に自分のスペースを作る」ため、隣との境界線が目に見えるわけではありません。

場合によっては、たくさん場所は空いているのにわざわざ隣にテントを張る「トナラー」と呼ばれる人と遭遇してしまうかも…。

そのように隣との空間が近くなってしまったり、仕切りがないため他人が自分の空間に入ってしまうこともあるので、隣との距離が近い場合は注意が必要でしょう。

フリーサイトには境界線がないが、区画サイトは明確に境界線がある

スペースが仕切られている「区画サイト」

今度は、それぞれのサイトが白線などで仕切られている「区画サイト」のメリットを見てみましょう。

区画サイトのメリット1:場所が必ず確保できる

区画が用意されているのが魅力
区画が用意されているのが魅力

区画サイトの一番のメリットは、「予約をすれば場所が必ず確保されている」ということ。

フリーサイトでは、実際に現地で場所を確保する必要がありましたが、そもそも区画ごとに予約をしているので最初から場所は用意されています。

「良い場所が取れなかったし狭い場所しか空いてなかった…」なんてことを回避したい場合は、区画サイトのキャンプ場を選ぶと良いでしょう。

フリーサイトは一か八かの場所取りが必要、区画サイトは場所が確保されている

区画サイトのメリット2:境界線が指定されているので安心

区画サイトは仕切りが明確
区画サイトは仕切りが明確

特に女性にとって安心できるポイントかもしれません。

フリーサイトと違い、境界線が明確に目で見えるように区切られているため、確実にスペースを確保することができます。

他人が区画に入ってくることもないため(もし普通に入ってくるような人がいる場合はすぐ管理人さんへ連絡しましょう)、自分のために確保された空間の中でのんびり過ごせるでしょう。

フリーサイトには境界線が無いが、区画サイトには明確な境界線がある

区画サイトのデメリット1:場所によっては狭く大きなテントは難しい

大きなテントはギリギリだったりする
大きなテントはギリギリだったりする

区画サイト一番のデメリットは、サイトの狭さです。

もちろん区画を広く設定してるキャンプ場もあると思いますが、上の画像のように、大きめのテントを張るとギリギリ…という場所も少なくありません(特に電源サイトなどはそういう場所が多い)。

区画サイトを選ぶ際は、

  • サイトの縦横の長さをチェック
  • テントを置いてもスペースがあるか

ということは事前に確認した方が良いでしょう。

テントを張ったら、焚き火のスペースもタープを張るスペースも無かった!ということがないようにしたいですよね。

フリーサイトは大きなテントも張れるが、区画サイトは大きなテントは難しい場合も

区画サイトのデメリット2:お隣さんが存在するので気を遣う

区画サイトは多くの場合「お隣さん」がいる
区画サイトは多くの場合「お隣さん」がいる

当然と言えば当然なのですが、区画サイトは区画で整理されているため、「お隣さん」が存在する場合があります。

フリーサイトであればキャンプ場の端っこで、誰とも顔を合わさずに過ごしたりできますが、区画サイトの場合はそうもいかない場合も…。

特にキャンパーの多い週末などは、高い確率で「お隣さん」がいる可能性があるため、そのあたりも考えに入れておいた方が良いでしょう。

フリーサイトは人から離れることもできるが、区画サイトはお隣さんが多くの場合いる

フリーサイトと区画サイトのまとめ

一長一短なのでシチュエーションに応じて選ぼう
一長一短なのでシチュエーションに応じて選ぼう

結論として言えるのは、一長一短ということです(笑)

やりたいキャンプや使いたい道具に応じて、フリーサイトの方がいい場合もあれば区画サイトの方がいい場合もあります。

つまり、「やりたいことに応じてより良い環境を使い分ける」ことができるのが一番大切。

どちらが優れている、というのはその時によって変わるはずなので、まずはあなたのやりたいキャンプ、理想とする過ごし方をイメージするところから始めましょう!

かの地からでは、キャンプ飯のショート動画やキャンプにまつわる記事を配信中です。

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《プロフィール》

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【かの地から しーまん】

キャンプ歴5年の山口県在住3児の父。

キャンプなどのアウトドアをはじめ、DIYや料理、クロスバイクや車中泊など様々な趣味をYouTubeや各種SNSで発信中。

山口県を拠点として、全国各地に遠征するのが楽しみの1つです。

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自由なアウトドア系Youtuber/3児の父

アウトドアで食べる料理の味は格別。「何気ないけど食べたくなる!」「マネしたい!」と思える料理を配信していきます。料理が苦手な方でも大丈夫!料理が気に入ったらキャンプでも、もちろん自宅でもマネしてみてくださいね!

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