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薪ストーブって本当に暖かいの?よくある5つの疑問を解決して冬キャンプは薪ストーブデビューしよう!

かの地から自由なアウトドア系Youtuber/3児の父

こんにちは!キャンプ系動画を配信している「かの地から」しーまんです。

一気に冷え込んで冬到来という感じで、まさにキャンプシーズンになりました。

今年から冬キャンプを始める方もいると思うので、今回は暖房器具の定番になりつつある「薪ストーブ」について、過去に寄せられた疑問とその解答をまとめました。

薪ストーブを買おうか検討中の方は、参考にしてみてくださいね。

疑問1:暖気の循環用にストーブファンは必要?

ストーブの上に乗せて、熱でファンを回すファン。

ファンを利用しなくても十分暖かくはなるのですが、ファンも一緒に使用することで離れた場所にも暖気が飛んできます。

生暖かい、ゆるい風が来る感じといえばいいでしょうか…。

テントの大きさにもよりますが、4mサイズのテントであれば、薪ストーブの逆側にいても、使った方がより暖かさを感じられると思います。

今年は首振りタイプのストーブファンも発売されているので、そういう物を選ぶと、よりファンの効果があるんじゃないかなと思います。

結論:あった方が空気が循環するので確実に暖かい

疑問2:薪ストーブ使ったあとの煙の匂いは?

僕自身があまり鼻が利かないので、家族が感じたことになるんですが、使い初めの時は、煙の匂いというより金属臭のようなものがしたそうです。

ただ、使っているとその匂いもすぐ無くなったようで、煙の匂いというのはテント内ではしなかったということです。

煙は逆流しない限りは煙突の方に上昇して流れていくので、匂いも一緒に煙突を通ってテントの外へ出ていきます。

結論:匂いに関しては、「匂いはしない」というのが感想

疑問3:薪ストーブの窓(ガラス)は割れませんでしたか?

色々な薪ストーブ購入者の方のレビューを見ていても、側面にガラスを使っているタイプの物は「ガラスが割れた」というものをいくつか見かけます。

僕自身も耐熱ガラスとはいえ割れないわけではないかもしれないということで、割れるのを警戒して使っていますが、これはもしかすると火力を最初から上げてしまうのが原因なのかもしれません

僕の使い方としては、真ん中の位置に薪を少量置いて火を点け、薪ストーブ全体を温めてから火力を上げるようにしています。

写真では右側にガラス窓があり、左側はステンレス製の壁面となっています。

ステンレス側に寄せて火を点けて少しずつ火力を上げていくイメージです。

気温が低い中ではガラスに近い位置で一気に温度を上げてしまうと、温度差でガラスが割れるんじゃないか?と思ってこういう使い方をしてるんですが、ガラスにヒビが入ったりするということはありませんでした。

個体差がある可能性もあるので、これをすれば大丈夫!ということは断言できないんですが、こう使った方がいいんじゃないかな?と思うところなので、参考にしてみてください。

気になるようであれば、前面だけガラスになっている物を選ぶのが良いかと思います。

前面くらいはガラスになっていないと、中の火がどうなっているのか全く分からないので確認のためにいちいち開ける必要があるので注意してください。

結論:最初に全体をゆっくり温めるよう使うと割れたことはない(とはいえ個体差はあるはず)

疑問4:薪ストーブを入れた時の暖かさは?薪ストーブだけでどれくらい?

一番気になるのは暖かさだと思います。

煙突の根元が真っ赤になるくらいなので、熱量は凄い物があります。

温度で言えば、4mテントの中が外気温2~3度の中で、気温19度~20度まで上がります。

外ではしっかり防寒着を着こまないと当然寒いんですが、それくらい温度が上がるので薄着で過ごせるレベルだと思ってください。

4mテントの中でもそれだけ温度が上がるので、小さめのテントだともっと上がるんじゃないでしょうか。

石油ストーブではそこまで上がらないはずなので、より暖かさを求めるなら薪ストーブを選んだ方が良いと思います。

薪ストーブを使う前は、テントの中は当然外よりはマシだけど寒い、というのが常識だったので、薪ストーブを使うと冬キャンプのイメージが全く変わります。

ただ、コスパの面で考えると石油ストーブの方が安いですし、薪は場所を取るので灯油の方が持ち運びや保管場所を作るのも楽です。

とにかく暖かい物が良い、焚き火が好き、火を見て過ごしたい、という方には薪ストーブは良い選択だと思います。

結論:外気温と比べてとても暖かいが、場所や手間はかかる

疑問5:煙突と煙突穴の径は何センチ?

煙突ですが、僕の使用している物の径は6cmとなっています。

おそらくほとんどの薪ストーブがこのサイズだと思うので、標準的な大きさじゃないでしょうか。

そのため、テントに備え付けられている煙突穴はそれよりも少しだけ大きな物になっていました。

他のテントの煙突穴がどうなっているかはそれぞれ違うので分かりませんが、耐熱仕様の煙突穴を使えば、煙突ガードは必要なく使えます。

煙突は熱くなるので使う時は大丈夫かな?と思ってましたが、全く問題なく、溶けることもありません。

薪ストーブをテントに入れて使うには、煙突穴のない物だと加工したり、テントに触れないようにしたりなど工夫が必要ですが、テントに触れると一発アウトなので、やはり煙突穴のある物を最初から選ぶのが安心じゃないかなと思います。

特に最初のうちは、煙突穴のある物をおすすめします。

結論:煙突や煙突穴は標準的な物を選ぶとモノが変わった時も使いまわせる

ということで、今回は薪ストーブに関する疑問にお答えする動画でした。

一酸化炭素チェッカーを使用したり、必ず換気をしたりなど、使う上での必須事項もありますが、暖かさは薪ストーブ以上の物はありません。

今年から薪ストーブを使うという方の参考になれば幸いです。

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《プロフィール》

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【かの地から しーまん】

キャンプ歴5年の山口県在住3児の父。

キャンプなどのアウトドアをはじめ、DIYや料理、クロスバイクや車中泊など様々な趣味をYouTubeや各種SNSで発信中。

山口県を拠点として、全国各地に遠征するのが楽しみの1つです。

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自由なアウトドア系Youtuber/3児の父

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