災害時や仮眠にも!「初心者向けソロキャンプ用寝具の選び方」教えます【キャンプ道具】
こんにちは!キャンプ系動画を配信している「かの地から」しーまんです。
この春からキャンプを初めてみようと考えている方、「何を買ったらいいの?」と悩んでいませんか?
キャンプ歴も5年を超えた僕の、色々なキャンプ道具を使ってきた経験から「初心者の方へおすすめできるキャンプ道具」を、いくつかの記事に分けてお送りします。
今回は、人間の三大欲求である「睡眠」を快適にする、寝具について。
特に「ベッド」はいざという時にも役立つため、キャンプベッドについて記事にしてみました。
大きく分けてキャンプ用ベッドは3種類あります
キャンプでテント内に使用するベッドは主にマット、エアマット、コットの3種類があります。
価格で言えば「エアマット」→「マット」「コット」の順に高くなっていきますが、それぞれにコンパクトさ、寝心地に違いがあります。
エアマットを使うならインフレーターマットがおすすめ
一口にエアマットと言ってもピンキリで、
- 口で空気を入れる昔ながらのタイプ
- 足踏み式で空気を楽に入れられるタイプ
- エアーマットレスのような大型の物
- バルブを緩めると自動的に空気が入るタイプ
などがあります。
口で空気を入れるタイプと足踏み式を比較すると、空気入れがないと空気を入れるのがツラい場面も多いため、足踏み式を選ぶのがおすすめです。
最近では価格が安い足踏み式のエアマットもあるため、価格面で選ぶなら足踏み式のエアマット。
点で支えるデザインになっている物が多く寝心地も良いですが、構造上、横向きで寝ると沈み込みが大きいのが難点。
コンパクトになるのがエアマットの魅力ですが、地面に直接敷くため寒い時期はエアマットの下に断熱シートなどを敷く必要があります。
エアマット…価格は安い、コンパクトに収納できる、空気を入れるのも簡単、地面に直接敷くと寒い
エアマットの中でおすすめなのは、バルブを緩めると自動的に空気の入る「インフレーターマット」
空気を入れる手間がないのと、インフレーターマットには厚みのある物が多いため、とても寝心地が良いです。
一度使うとやめられないくらいなのでとてもおすすめですが、収納時にかさばるので注意。
ただし、全てのエアマットに共通するのは「破れる恐れがある」ということ。
この辺りは割り切って使う(破れたら修理・もしくは買い替える)必要があります
インフレーターマット…厚みのある物は寝心地が良い、収納時にかさばる
マットを使うならアルミ加工された物がおすすめ
折りたたみ式のマットは、広げるだけで使えるので一番手軽な物です。
ポリエチレンなどで出来ており、軽い上に折りたたむのも簡単。
ある程度の厚みがあるため、寝にくい硬い地面や床の上でも比較的快適に眠れます。
やはり薄めなので快適性の面では劣りますが、エアマットのように破れる心配がないのがポイントです。
床に敷くため地面から直接冷気が上がってくるので、アルミ加工が施されて断熱効果のある物がおすすめ。
折りたたみ式マット…軽い、収納しやすい、寝心地はまずまず
ベッドのような寝心地が得られるコット
コットの魅力は、形状からも分かる通り「ベッドに近い寝心地が得られる」こと。
椅子のように使うこともできますし、コットの下に荷物を入れることもできるため、スペースを有効活用できます。
おすすめなのは足を外したりしてハイ&ローを切り替えられるタイプ。
テントによって変えたり、場面によりハイ&ローを切り替えられるというのは便利です。
コットで寝ると腰が痛くなる…という人もいるため、腰痛持ちの人は注意が必要かもしれません(自分には腰痛がないので分からないんですが…)。
また、寒い時期にコットの上に直接寝ると、地面から来た冷気がコット裏側に直撃するため、かなり寒さを感じます。
寒い時期にはコットに毛布を敷いたりして寝る必要がありますよ。
組み立てなどの手間はありますが、収納するとある程度コンパクトになるためそこまで場所も取りません。
コット…価格が高い、寝心地が良い、椅子にもなる、背中側に冷気を感じる
以上のように、キャンプでのベッド選びは価格・コンパクトさ・寝心地などを左右しますが、ベッドのない場所で仮眠を取る時にも使えるので、持っておくと便利です。
良い寝具選びで良い眠りを!
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《プロフィール》
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【かの地から しーまん】
キャンプ歴5年の山口県在住3児の父。
キャンプなどのアウトドアをはじめ、DIYや料理、クロスバイクや車中泊など様々な趣味をYouTubeや各種SNSで発信中。
山口県を拠点として、全国各地に遠征するのが楽しみの1つです。
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