【鹿児島市】七ツ島の歴史。本当に七つの島が存在していた! 現在の姿は・・・
鹿児島県道219号線、通称「産業道路」を鹿児島市内から指宿方面へ走っていると、左側にちょっとした山らしき物があるのをご存知でしょうか?
元々、この七ツ島周辺は砂浜となっていて、名前の通り七つの島があったんだそうです。
薩摩歌人「八田知紀」翁の歌に詠まれた大小7つの島が、七ツ島という地名の由来になっています。
現在、この周辺は埋め立てられて工業地帯となっていますが、昔は風光明媚な海岸として春は潮干狩、夏は海水浴で賑わっていたそうです。
埋め立てにより、現在はこの一番大きい「父島」だけが往時の姿を残しています。
父島のすぐ近くには、「七ツ島保存記念碑」が昭和52年10月に建てられています。
唯一残されている「父島」へは近くまで行くことができ、意外と大きい島にビックリ!
ここまで海水が来ていたのかなと考えると時代の流れとともに、埋め立て作業のすごさを実感します。
すぐ横からは「桜島」もきれいに眺めることができます。
この父島は徒歩で一周することができますが、海が近く堤防・ガードレール等がないので足元には十分気をつけて探索してください。
舗装されていますが、意外と細いです・・
七つあった島が現在は一つしか残っていない寂しさはありますが、鹿児島の歴史を見ることができる場所なので、ぜひ一度行って欲しい場所です♪
【七ツ島の碑】
〒891-0132 鹿児島県鹿児島市七ツ島1丁目